ノートルダムでの授業が昼過ぎには終わったので、
ふと思い立って、哲学の道と、銀閣寺に立ち寄ってみました。
京都に長い間暮らしていても、なかなか、あっちのほうまで行く機会ないですからね。
道端に出しているお店、一軒一軒が人間味あふれるような気がして
祇園や新京極でも、同じようなものを売っているのに
なんだか、とっても優しい気持ちになりました。
「どちらから来られたんですか?」
という問いに、まさか中京区です、とは言えず
「あは~近くなんですけどね・・・」
そう言ってごまかす私。
別にいいんだけどね・・・
そう言えば、大学生のころ、母と来たことがあるなと思い出しました。
あの頃は、
「哲学の道」と言えど、その良さがわからず、
夢中になって、恋愛や友達や学校の話をしていた気がします。
この歳になって、一人でこの道を歩いてみると、なるほど、感慨深いような気がしてくるから不思議です。
自分自身、あれからいろんな経験をして、夢をみて、恋をして、挫折して、たくさんのものを失って・・・
そして、また新たな目標を持ち、今この道を歩いている。
今までに、どれだけの人が、ここを歩いたんだろうな。
甘栗だとか、アップルケーキだとか、買わなくてもいいのに、つい買っちゃいました(笑)
そのまま銀閣寺へ。
これがまた・・・その壮大さに、圧倒されました。
若いころには、気づかなかった、このパワー。
修学旅行らしき、黄色い帽子の小学生たちに交じって、夢中になって石段を登りました。
途中、ガイドのおばちゃんの話を、必死になって聞く私。
たぶん、小学生たちの中の誰よりも、一生懸命聞いていたんじゃないかな(笑)
展望台からの眺めは、圧巻でした。
「この街で、たくさんのものと闘ってきたんだな・・・」
そんな気持ちになりました。
社会と、夢と、人と、そして自分と。
でも今は、たくさんの人たちに支えられ・・・戦場ではなく、共存の街。
ノートルダムで
「わくわくした未来を迎えてください。」
そんな話をした後だったからかもしれませんが
たくさんのことを想い、考え・・・さぁ、また明日から。
そんな気持ちになりました。
哲学の道も、銀閣寺も、
この秋、もしみなさんが行ってみたいな、と思っておられるなら
一人で歩いてみることを、お勧めします。



