若いころ、「これが自分の歩む道」そう思って
追いかけた染色作家への夢は
26歳で自分のアトリエを持ち、独立をして
仕事をもらえるようになって
生活もできるようになったのに
苦しくて辛くて、たまらなかった。
孤独に耐え切れず、毎日泣きながら、友禅をしていた。
工芸展に出品するも
箸にも棒にもかからなかった。
エイヤっと、その夢をあきらめ
ライブハウスを始めてみたら
最初から全然うまくいかないのに
楽しくて仕方なかった。
気が付けば14年。
今も、わくわくしながら、この仕事を続けている。
自分の命を救ってくれた、音楽を守る仕事。
愛すべきミュージシャン達を、応援する仕事。
大切なお客様たちを、
幸せにする仕事。
こんなにも、天職だと思える仕事に就けることそのものが
自分にとっての最大の幸せだと感じている。
今思い返すと
染色作家として成功したいという夢は
自分が認められたいという、ただそれだけの承認欲求であり
幼稚園の頃
「ヒロミちゃんは絵が上手だから、美大に行ったらいいよ」
そう言ってくれた親戚のおばさんの言葉に
引っ張られていただけだった。
子供のころに描く夢は、時に、
親の思いに応えたいというだけのものだったり
自分が注目されたいだけで
本当に向いていることではなかったりする。
夢をあきらめることは、決して悲しい事なんかじゃない
その先に、もっと幸せな自分が、待っているのなら。
バラや、ユリの花の種を植えたつもりが
カボチャやジャガイモの花が咲いちゃった・・・みたいなね。
私の花は、カボチャだか、ジャガイモだか、とっても地味な花だったのかもしれないけれど
今、実りの時期を迎えようとしている。
そう思って、毎日がんばっている。
さて今日は、かぼちゃの煮物を食べようぞ。
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