こないだの続き
またバイトの話
今日は六時から入っていた。ちょっと早めに行って新店長にやる気をアピールしようと思ったら店に彼はいなかった。バイトのやつに聞くと社員と一緒に法人営業に行ったらしい。ということは店に戻ってくるときも社員と一緒じゃないか!!とりあえず腹が減っていたので急いで着替えて炊飯器のご飯をおわんに盛り温泉卵と醤油をかけて空腹を満たした。その後今年の所得が103万を超えないかなどと考えていると社員と店長は戻ってきた。なぜ社員が来るといけないかというと俺は髭をかなり伸ばしていてそいつが来るたびに毎回怒られている。しかも去年の夏から。最初は注意される程度がだんだん長い説教に変わりもうだめかと思うと剃る。これを一年以上繰り返してきた。まさにいたちごっこ。俺はそいつが大嫌いだった。高圧的な態度や閉め作業のときに早く帰りたいのに無駄に話しかけてくることも。案の定今日も怒られ「はいすいません。今度剃ります。」とひたすら棒読みで謝っていた。がしかし今日はなかなか食い下がらなかった。そしてやめろといわれた。俺も適当にわかりましたと言った。そこから小一時間にわたって話し合いが行われた。
なぜそんな簡単なことが出来ないのかと言われ俺は正直に「あなたの言うことを聞きたくないだけです」と告げた。なんでそんなに反抗的なのかというと前の店長曰く理不尽にシフトが削られたのはそいつがやったとのことだったしそれでマイナスが出て電話で「今日人足りてる?」と聞くなんてもう救いようのないあほだと思った。それに人件費を削るのが目的だったらしいが俺より高い自給をもらっているやつはほとんど削られていなかった。しかもそいつが出来るやつかというとそうでもなかったため余計に腹が立った。またそいつに感じていた不満を全てぶちまけた。意外にも反論ひとつせずに聞いていた。そして本当にすまなかったと謝られた。こっちとしてはかなり意外だった。
思えば東北で地震が起きたときもなぜこんな状況で営業するのかということでもそいつとは言い争ったことがあったがその時はまともなアンサーを返され何も言えなかったが今回は違った。明らかに俺が正しい。髭剃ってないけど。その後適当な状態になってしまったことやシフトの件について意外なことが判明した。どうやらほとんど前店長の仕業だったらしい。店が適当になったのが前店長の責任だったのは言うまでもないがシフトもそうだったとは!確かに11月後半の承認前シフトを確認したとき俺が入れてない日に入っていたり入れてる日に入ってなかったりとかのミスが目立った。まさかとは思ったがそういうことだろう。適当に作っていたのだ。いい加減すぎる。
そしてしばらく問題点などを指摘し合っていた。俺が抱えていた不満は全て伝えた。それに対してはきちんと謝罪をしてくれた。大学生のガキの言葉を30過ぎたおっさんがまともに聞いてくれていることが嬉しかった。そしてなぜか今日はいつものような高圧的態度ではなかった。むしろ俺のほうがでかい態度だった。正直に音楽やったり彼女と遊ぶ金がほしいから働いてるだけですと言い、でも金をもらからにはしっかりやりますと言ったところで落ち着いた。今までこういうことはなかったから新鮮だったしこういうのがミーティングとかで話さなきゃいけない内容だと思った。ミーティングとか働いてる1年半の中で二回しか行ってないけど。
今日は言いたいことを言って本当にすっきりした。そしてバイトは続けることとなった。ちゃんちゃん♪