人間は恨みがあったとしてもその人が本当に不幸になってほしい、苦しみを与えたいという人はかなり少ないと思う。
たまにニュースではどうしてこんなにひどいことをするのだろうかと思うことがたくさんある。
話は戻り、人は誰かを恨み妬みそれを繰り返して生きています。
でも、その感情が実行に移るというケースは少ないように感じる。
それはどうすれば良いのかわからないというよりも非人道的なことをしたくない。
今まで自分が行ってきたことは全て返ってくるということを心情としては思っている人が多いことを感じました。
わたしもたくさんの統計をとったわけではないため偏った意見であることも承知しております。
ただ、ある件で悪事を働いている方がいてその人の不正を明るみにする策を提案したのですが当人はその件については明るみにするつもりはなく関わらないという選択をするそうです。
わたしも相談者からの選択を尊重します。
人はだめな人間を見て苛立ちを覚えることがあってこの人に対して復讐しないのは、復讐成功後に残る罪悪感が大きいのではないかと思う。
人を陥れれば、自分にも返ってくるといったことや時間の無駄といった理由はおそらく後付け。
結局は自分が悪い人間の人生をつぶしてしまったという罪意識が後悔の念として一生背負わなければならないといったことが復讐しない大きな理由と考える。
世の中は見方によっては、正義も悪もどちらとも成りうると思います。
本当の正義は一生終わらない課題だと思います。