いつも見て頂いていてありがとうございます。
初めて見て頂いた人も、ありがとうございます。
第5回目は
指定難病 5
進行性核上性麻痺(PSP)です。
概要
進行性核上性麻痺(PSP)は、
脳の中にある「大脳基底核」「脳幹」「小脳」といった部位の神経細胞が徐々に減少し、
運動機能障害や認知機能障害などを引き起こす進行性の難病です。
進行性核上性麻痺は、パーキンソン病と似た症状が現れ、徐々に歩くことが難しくなって寝たきりになる病気です。
発症から平均4〜5年で寝たきりとなります。
発症するのは40歳以上で、50〜70歳代で多くみられます。
運動機能障害
- 転倒しやすい
- 目が動きにくい(注視障害)
- しゃべりづらい(構音障害)
- 飲み込みづらい(嚥下障害)
- 四肢の筋固縮
- バランス障害
認知機能障害
- 記憶障害
- 判断力低下
- 思考力低下
- 人格変化
原因
PSPの原因は現在も完全には解明されていませんが、
脳内の神経細胞が異常なたんぱく質(タウたんぱく質)が蓄積することが関係していると考えられています。
診断
PSPの診断は、症状や病歴、脳MRI検査、脳血流SPECT検査、PET検査などを総合的に判断して行われます。
その他
PSPは進行性の難病ですが、早期発見・早期治療によって症状の進行をある程度抑制することが可能です。
もし、ご自身やご家族の方がPSPの疑いがあると思われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
認知症の症状と、
似たような状態なので
区別が難しいかも...
発症年齢が、40代からなので
若くて怪しいと思ったら
病院で診察してもらうのが
いいかもね
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
次回は
指定難病6
パーキンソン病
です。
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