2019-03-03にCRPSの精神的な混乱、痛みに対する混乱でブログを小休止しました。

 

あれから4年以上が経ちました。

今日も大学病院に通院しました。

そして昨日、交通事故の示談が成立しました。

 

賠償金は「CRPS」は認められず、単なる打撲だけの慰謝料で終わりました。

あらゆる情報を集め、たくさんの弁護士に相談しましたが、

他覚所見が無ければCRPSは勝ち目がないというのが弁護士の共通認識です。

 

医療現場での診断基準に保険会社が謳っている他覚所見は必要としていません。

保険会社にとっては痛みだけの訴えだと偽る者との区別がつかないから他覚所見を必要としているのでしょう。

皮膚変化とCRPSは直接的には関係ないという方向が最新の医療現場での見解です。

自賠責保険会社は間違った基準にすることで間違った非該当も連発してます。

CRPSと認められなかった非該当者の団体で自賠責保険会社を相手に裁判起こしたいくらいです。

 

 

メモ 弁護士で経験したことについて

交通事故被害者は相談料無料が多いです。交通事故ビジネスとも言われてます。

相談料を無料と言いながら4万も取る弁護士事務所もありました。

後遺障害申請をガラガラポンで当たりがでるまで再申請する、1回10万円という弁護士事務所もありました。

3万円で後遺障害等級申請しますという保険会社と変わらない代行しかやってない弁護士事務所もありました。

電話で24時間フリーダイヤル弁護士事務所に問い合わせると、折り返し電話で「ぶっちゃけウチも商売でやってるんだからっ」と言う弁護士もいました。

 

本人が症状で辛いのに誰も証明できない。

捻挫や骨折も無く血も出ないのに、歩けないほどの痛みに襲われるCRPSは交通事故で一番に発症してはいけない病気だと思います。

 

メモ 大学病院の医師に裏切られた気持ちについて

自分は海外でCRPSを学んだから理解できるけど他の先生じゃ理解できないよ。と言っていたのにもかかわらず、

後遺障害診断書には「足が無いようなかんじ」としか書かなかった。患部の無視症など書き方もあったろうに・・・。

幼稚園児の落書きみたいな診断書だった。

私の症状を学会に使う同意書にサインしたのは後遺障害診断書をしっかり書いてもらうためでした。

医師は後遺障害診断書を書いた月に病院を移り、書き直しも頼めなかった。現在、元の大学病院に戻ってきてます。

年収何千万円ももらっている麻酔科医。

私にとって5000円の後遺障害診断書は安いものではないですし、等級を取るために大切な診断書でした。

 

 

 

メモ 示談の方法について

私が示談に利用したのは弁護士会館の交通事故相談センターのADRです。

無料で示談の話を弁護士と保険会社が電話でやり取りしてくれました。私は部屋の外で待つだけでした。

保険会社と話をしなくて良かったので、本当に助かりました。示談金額を争わない人にはおすすめです。

私は後遺障害等級が該当なしだったので示談金は争えませんでした。

 

交通事故でCRPSを発症した人に言えることは、

他覚所見が無ければCRPSの後遺障害等級は諦めたほうが良いです。

医療が進んで痛みを計る機器が出来ない限り本物のCRPSを保険会社は認めません。

 

 

メモ 加害者に対しての気持ち

私にぶつかってきたワゴン車の運転手が憎いです。

加害者曰く、

「1本電話を入れて誤っておいた方がいいと原宿警察署に言われたので電話しました」と。

言われなければ謝るつもりも無かったのだろうか?

住民車両以外は通行禁止の細い裏路地をショートカットのために大きなワゴン社用車で入ってきた加害者。

加害者の顔を忘れることができません。

 

 

メモ 診断がつく大切さについて。

CRPSという病名は診断されるまで聞いたこともありませんでした。

治療費打ち切り後に診断されたので、CRPSの治療は自腹です。

交通事故で痛みが長引く人をCRPSだと診断できる医師が増えて欲しいです。

私は保険会社が治療費を支払っている最中に、慶応義塾大学病院、国際医療福祉大学三田病院で診てもらいましたが、

「CRPS」という診断はつきませんでした。

治療費打ち切り前に診断が付いていればと悔しいです。

 

 

最後に。

私は裁判は起こしませんでした。

裁判を起こすと更にCRPSがストレスで悪化しそうだったので。

 

今日から交通事故のことは忘れます。

ブログで全員の実名書いてやりたいけど炎上怖いのでやめておきます。

足の症状は続いていますが前を向いて生きていきます。

忘れることが一番の薬だと実感してます。

最後まで読んで下さった方、足の痛み大丈夫ですか?きっと良いことありますよ。

リハビリぼちぼちやりながら吉報を待ちましょう!