前回は北海道新幹線の新函館北斗駅を紹介しました。
新函館北斗駅がある北斗市には、絶景スポットがあるので今回はそれを紹介します。
それが「きじひき高原」です。
新函館北斗駅から車でわずか15分程度の場所にあるきじひき高原。
ここのパノラマ展望台は北海道新幹線の開業に向けて昨年リニューアルされ、駒ケ岳や函館山、噴火湾などが眺められます。
きじひき高原の入り口近くで上の写真のような看板を発見。
「パノラマ展望台」の文字の上に「メロディーロード」って書かれてますね。
きじひき高原の魅力は展望台からの眺望だけではなく、展望台までの道のりにあるメロディーロードも魅力の一つ。
メロディーロードとは、車が走ると音楽が聞こえるように溝が刻まれた道路のことです。
文字で説明しても分かりづらいと思うので、メロディーロードを走行している時の動画を撮ってみました。
この動画から聴こえる曲はどんなのか分かりますかね?
メロディーロードは40kmのスピードで走ると音楽が聴こえやすいんですが、動画を見ての通り途中で下り坂があり、普通に走ってるとどんどんスピードが上がっちゃって聴こえづらいですね(笑)
左手でハンドルを握り、右手でカメラを持ちながらの運転だったので、40kmをキープしながらの運転は難しかった
この曲が何の曲かは後ほど発表します。
きじひき高原の展望台に到着!
素晴らしい絶景ですね~
牛が寝そべっているような外観をしていることから「臥牛山」とも呼ばれる函館山が見えたのはいいんですが・・・景色を見ている途中でデッカイ蜂が近くを飛んできました
そんな蜂が出現しても、この建物の中に入れば一安心。
昨年4月25日のリニューアルにより、この屋内展望施設がオープンしました。
屋内展望施設の中はこのような感じ。
オープンしてまだ3カ月しか経ってないので、中はとても清潔でした。
ここなら大雨が降っても、雨に濡れずに景色を楽しめますね。(・・・雨降った時点で景色は悪いかww)
運が良ければ、きじひき高原から雲海を見ることも可能。
テレビモニターでは雲海に浮かび上がる駒ケ岳の景色が映されてました。
屋内展望施設では、先ほどのメロディーロードの曲が紹介されています。
往路で流れていたのは、北斗市出身である三橋美智也さんの「いいもんだな故郷は」でした。
きじひき高原展望台の眼下に広がる大野平野。
弧を描いている線は北海道新幹線の高架橋です。
七飯町にある函館総合車両基地。
ここで北海道新幹線の車両を配置・管理を行ってます。
その函館総合車両基地から2km離れた場所にあるのが、北海道新幹線の新函館北斗駅。
開業までいよいよあと2日。楽しみですね~о(ж>▽<)y ☆
北海度新幹線に乗って4月に旅行をすると前回書きましたが、この駅から大宮駅まで行く予定です。
九州の鹿児島中央駅から北海道まで繋がった新幹線の線路はここが終着点。
前回出した線路が引かれていない高架橋の写真もここで撮りました。
七飯町から函館市までを結ぶ函館新道。
七飯インターチェンジが現在事業中であり、供用開始になれば道央道の大沼公園インターチェンジと繋がります。
真ん中にそびえ立つのは五稜郭タワー。
太平洋セメントの上磯工場。
函館山方面に向かって海上に2km伸びる桟橋が目を引きます。
左側にある山が駒ケ岳。
駒ケ岳の右側にある湖。よく見ると二つに分かれてますね。
下側が小沼で、上側が大沼。
駒ケ岳や小沼などを総称して「大沼」とも呼びます。
大沼と小沼に挟まれた道にはJRの函館本線が通ってます。
駒ケ岳の左奥には噴火湾を挟み、羊蹄山がうっすらと見えます。
屋内展望施設よりも、さらに高い位置から景色が見れる場所があります。
高い位置から見える景色をパノラマ撮影。
きじひき高原展望台は北斗市営牧場内にあります。
1964年、市渡地区の婦人2~3人から「見晴らしの良い町営牧場に観音様を安置したい」という話が持ち上がりました。
この話が町内外にも広まり、観音像を設置するための寄付が多数集まり、この太平観音像が安置されました。
きじひき高原にはパノラマ展望台以外にも、噴火湾展望台という場所もあります。
しかし、噴火湾展望台へ行けるのは17時まで。この時の時刻は17時を過ぎていたため、今回は行けず。
今回は諦め、きじひき高原を後にすることにしました。
「このゲート 午後5時閉鎖」の下に大野町って書いてありますね。
かつてここは大野町という町であり、上磯町との合併により北斗市が誕生。
先ほど紹介した太平洋セメントの工場も、元は上磯町にありました。
きじひき高原を下りる途中、キツネを発見しました。
きじひき高原の往路で登場したメロディーロードは復路にも設置。
メロディーロードが始まる場所はこのように看板で教えてくれます。
復路で流れるメロディーは「赤とんぼ」
作詩をした三木露風さんは兵庫出身なので、出身地自体は北斗市と無関係。
北斗市のトラピスト修道院に講師として招かれた際、修道院近くの自宅窓から赤とんぼを見て、そこから作詩されたという繋がりです。