プレミアムCD・レア盤・廃盤・希少盤・絶版 ときどきふだん -2ページ目

プレミアムCD・レア盤・廃盤・希少盤・絶版 ときどきふだん

ナードでスノッブなサブカル事典の作者。

自由に歩いて愛してを提唱する中途半端な遅れてきたヒッピー。

アイムフリーだしリンクフリー。




こりゃひどいCDだ。

キューティーだっけかの読者モデルを集めて、どさんぴん渋谷系アーティストがプロデュースした企画モノ。
96年作。

そのどさんぴんの何人かは別名義で参加し、本来のアーティスト名で勝負してない。
機械で作ったテキトーなバックトラックだ。


読モの女の子たちもさ、上手くなくていいから、せめてもう少し真面目に歌ってもらいたかったよ。
部屋を整理していたら出てきた、ロボショップマニアなるキズだらけのCD

このキズをつけたのは俺ではなく、俺の知らない以前の持ち主です。


見るからにニール&イライザな童顔とボーダーシャツで。
無残にも青田を刈られた感じ。トイズファクトリーの渋谷系被害者か。

聴いてみたらブリッジの男ボーカル版?
つぶれた幼声とか、音の多さとか。フレンチやジャザノヴァとか。


ブリッジは恋するシャンソン人形のカバーでダイハツミラのタイアップを獲りましたが、このロボショップなんとかのメニコンのタイアップはミッシェル・ポルナレフのパクリでした。


草々。
明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


アチアチのCDを買いました。
そうです。魔神英雄伝ワタルのです。

高橋由美子とか入ってるとアレなので、あくまでa・chi-a・chi単独の作品であるこいつを。


しかし元がアニメタイアップありきの作品なだけに、一番と二番以降の詞のクオリティに差がありすぎです。
大好きなドキュメンタリDVDを観ていた。


監督の原一男っちゅうのは、とりあえずサブカルっこ御用達映画『ゆきゆきて神軍』の奥崎謙三でもそうですが、近くに居て欲しくない、否、近くに居たら居たで、
「どうも居心地がよろしくないな、ならばこっちがペースを合わせて彼の世界にドップリ浸ろうか」
とさせるような人材を採り上げる。

この全身小説家・井上光春もそうである。


「声がイイもの~(はぁと)」

井上が小説を指南する文学伝習所の女性たちの、井上光晴に心底惚れてしまっている恍惚ぶり。

確かに小説家にしとくには惜しい美声としゃべり方だ。


「耳が素敵だ」
「貴女が一番可愛かった時の写真を僕に呉れ。他の女性には内緒です」
「荷物を持って僕の部屋に来ませんか」

文学伝習所という名の排他的な空間で、一生懸命書いた自分の小説をあっさりとけなされ、だが一方で、心地良い彼の声で女性として誉められてしまえばイッパツなのでしょうか。


後半の、井上の自伝の虚構?空想?が暴かれてゆく、ある種サスペンスのような展開も、ハラハラというよりはニヤニヤと「もっともっと!あとはどれが嘘だったのかなあ?」という気分になる。

証拠写真や再現ドラマの昭和感も実に!実に!良い。

ときどき入るネコの鳴き声も二重丸。


ガンの摘出のシーンはとばしますけどね。だってちょーグロいんだもん。



追記:

もうこの記事を書いてる一週間後になりますが、この全身小説家が再発されるんだと。
俺なんて一万円以上のプレミアムで購入したっつーのに。むきー。