23日、全国公開される「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目
の真実-」が話題になっている。
役所広司主演の他に、柄本明、柳葉敏郎、阿部寛、吉田栄作、椎名桔平、五十嵐
隼士、坂東三津五郎、原田美枝子、伊武雅刀、宮本信子ら日本を代表する豪華キ
ャストが出演するこの映画。ストーリーは、昭和14年、日独伊三国軍事同盟を結ぶ
かどうかで国内は揺れていた。締結を求める陸軍や世論に山本五十六(いそろく)
(役所広司)らは異を唱える。だが翌年締結。対米戦回避を願っていた山本が、開
戦の火蓋を切らざるを得ないとは何とも皮肉だ。
和平に持ち込もうとする山本の信念を、半藤一利原作・監修の本作はしっかり描い
ている。
真珠湾攻撃の際、米国への事前通告が伝わっていなかったことが分かったときの
反応が見もの。怒りをまき散らすどころか普通に将棋を始めるのだ。深刻な出来事
が起きた後の言動に、大人(たいじん)ぶりがうかがえる。大作にありがちな主題歌
の曲調にはがっかりしたが、“役所長官”の魅力が上回る。
日本の過去を知るにはいい映画です。
実録 聯合艦隊司令長官 ...
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