こんにちは。

 

 前回の更新から随分と時間が経ってしまいました。このテーマを書くには少し時間が必要だったのかな?それとも、ただ単に怠惰なだけかも⁉

 

 これは夫と付き合っていたころの話です。付き合い始めて半年くらいたった頃に妊娠しました。私と夫は既にアラフォーだったので、妊娠したことが嬉しく喜んでいました。その頃書いていた日記の抜粋です。

 

 

20XX.6.11

腹痛・・・。

 

20XX.6.16

胃のむかつきあり。

おりものも黄色っぽく、腰が痛い。皮膚もかゆいし・・・赤ちゃんかな?と思い妊娠判定薬で検査実施。.

結果は陽性。

彼に伝えるのどうしようかと・・・。

本屋へ行ってSO GEHT DAS !PAPAという本を購入。

帰宅して彼に本を差し出し、妊娠したことを伝えたら喜んでくれた。

ノンアルコールビールで乾杯‼

明日、産婦人科の予約をとろう!

 

 

20XX.6.17

彼とHeidelbergへ。初めて行った。Schlossから見る街並みはきれいだったな。

色々見ながらBabyの話し。

彼から、まずは籍を入れようと。

6月30日に産婦人科の予約をとったから、そこで妊娠が確定したら、2人の両親に報告して、籍を入れる日取りを決めることに。

私たちのBabyが順調に育っていくように、日々を大切にしていこう。

 

 

20XX.6.18

友人たちとBBQ。

みんなで色々話しているときに、彼が思わず「○○さんの子どもと私たちの子どもを庭で遊ばせたい。」と、ドイツ語で言っていて、あって顔を私がしたら「嬉しくて思わず言っちゃった」と。私もすごく嬉しいし幸せ。彼が喜んでくれることがわかって本当に良かった。Baby大切にしていこう。

 

 

20XX.6.23

昨日、鮮血が混ざってた。

病院へ電話。

24日に受診。

 

 

20XX.6.24

彼と一緒に病院へ。

市販の妊娠判定薬結果は陽性だけど、

超音波で見る限りは、受精卵は確認できるけど発育していないと。

先生は、良くあることって。

とにかく採血をして、来週結果を教えてくれるみたい。

涙が止まらない。

期待が大きかった。

 

 

20XX.6.25

彼ともう一度昨日の話。

7月7日の受診でもう一度超音波検査。

その時に受精卵が成長しているかどうかを見る。

で、血液検査の結果も合わせて判断。

私は昨日の話を途中までしか聞いていなかった。

発育していないという言葉がショックで、しっかり話を聞けなかった。

希望が出てきた。

昨日から朝まで落ち込んでいたけど。

良かった。

 

 

20XX.6.30

産婦人科へ。

血液検査の結果を聞きに行ったけど、先週採血した私の血液が行方不明・・・。

そんなことがあるの⁉

結果がわからず。

なので再度採血。

で、先生から検査薬は本当に妊娠検査薬で陽性だったのか?と確認あり。

ハイと返事。

う~ん、とにかく7月7日の超音波検査まで待とう。

 

 

20XX.7.1

市販の妊娠判定薬を再実施。

前回よりも明らかに陽性。

彼にも見てもらって、彼も同意してた。

とにかく7日の結果を待つしかない。

 

 

20XX.7.6

夢を見た

医師に

赤ちゃんはダメだったと言われた・・・

明日、診察・・・。

不安かな?

 

 

20XX.7.7

彼と一緒に産婦人科へ。

血液検査の結果は陽性!

エコーの結果は受精卵が育っていないこと・・・。

残念と・・・。

7月18日にもう一度受診。

それまでに生理がこなければ病院へ行くようにと・・・。

とても言葉では語れないくらい心が痛かった。

でも、彼がずっと傍にいてくれたことに本当に感謝。

有難う。

 

 

20XX.7.8

和太鼓の演奏をききにいった。

すごく素敵な時間だった。

お腹の子に聞かせたかった。

一緒に聞けてよかった。

彼も一緒。

決意もできた。

私のお腹にきてくれてありがとう。

一緒にコンサートにきてくれてありがとう。

本当に幸せな時間。

必ず、いつかきっと私に会いにきてね。

私のところに産まれてきてね。

私達の赤ちゃん。

 

 

20XX.7.9

彼とお庭へ。

BBQして、買い物。

なんだか幸せな気持ち。

帰宅して、彼が焼いてくれた抹茶チーズケーキを美味しく頂きました。

本当にいつもありがとう。あなたと出会えたことに心から感謝します。

昨夜から血液の塊みたいなものが出てきた。

私が赤ちゃんと一緒に行きたかったコンサートへの願いを叶えてくれたんだね。

ありがとう。

 

 

20XX.7.10

お出かけ。

彼が私の為につれていってくれた。

ありがとう。

 

 

20XX.7.12

腹痛が最高潮に。

我慢できず、トイレへ。

お腹の中から赤ちゃんが出て行ったことがわかった。

とても悲しいけど、短い間、ママでいさせてくれて本当に有難う。

私の大切な時間。

本当にありがとう。

彼が帰宅して、背中をさすってくれてから痛みが落ち着いた。

本当にありがとう。

 

 

20XX.7.13

昨日の腹痛が和らぎ、穏やかに。

でも、少しフラフラと。

まだ身体は少し疲れ気味。少しずつ整えよう。

今日はボロネーゼを作ってもらった。

私も少し手伝った。

美味しくできたな。

彼が「私がいるから家に帰ってくるのが楽しみ」って話をしていて、とても嬉しかった。

彼と出会って、付き合ってから本当に幸せな日々が続いてる。

ありがとう。

 

 

20XX.7.18

産科へ。

やはり全て外へ出たと。

私たちの子は本当に良い子。

私の身体に負担を掛けないように、自分の力で出て行った。

本当に良い子。

必ずママのもとに産まれてきてね。

会える日を楽しみにしてる。

大好きだよ。

本当に。

 

 

 

 

 久しぶりに自分の日記を読み返してみて、すべて昨日のことのように鮮明に思い出すことができる自分に少し驚いています。

 

 妊娠がわかったときの嬉しさ、病院の検査結果で不安に押しつぶされそうになっていたこと、流産した時に感じた心身の痛みが全てが鮮明すぎるほどです。

 流産したときは本当に痛くて、動けなかったのですが、身体から塊が出ることを感じられ、私に去っていくことを教えてくれた存在に感謝です。私が手術しなくて良いように、自分の力で出てきてくれた。

 8週間という短い妊娠期間でしたが、確かにお腹に存在してくれた私たちの赤ちゃんに心からの愛を込めて感謝します。本当にありがとう。本当に愛おしい優しい時間でした。

 

 ここからステップアップの体外受精は次回お話しします。

 

 

ウインク  自己紹介  ウインク

 

ドイツ在住生ビール

 

44歳

 

ニコ 子宝治療中 イヒ

 

ドイツ人の夫&猫一匹と楽しく生活してます猫

 

 日本で取得した資格と経験を活かしてドイツで働きたいと思い、2015年に渡独。外国人ということもあり、資格申請の仕方などに四苦八苦しつつ、こちらで生活するため一時的に異なる職に就いていた頃、夫と知り合い結婚。

 

 交際期間中に夫の子を授かりましたが、妊娠8週で稽留流産。その後、結婚式を控えていたこともあり妊活をお休みしていました。

 

 結婚式のあと、申請していた資格の許可をもらい、職場も決まり、同僚にも恵まれ、妊活を再開しましたが、1年経過しても授からなかったため子宝治療クリニックへ行きました。

 

 検査の結果は夫婦ともに問題なし。なので更に半年間ほど自然妊娠を試みましたが、授かることなく時間が経過したので、クリニックを再度受診し、体外受精を開始しました。

 

 私たち夫婦は共に40代ということもあり、担当医師からは人工授精は無し!と言われ、最初から体外受精となりました。

 

次回は妊娠~流産の経緯をお話しします。 

 

 

 

 

 

44歳ドイツで子宝治療中のみみと申します。

 

これから少しずつドイツでの子宝治療についてブログで報告していきたいと思います。

 

ウインク

 

 初めてのブログで、どのように書き進めていったら良いのかわかりませんが、今までの治療の経過や想い、これからの治療についてを書いていきます。

 

 私の気持ちの整理をするために書いていくこが多いと思いますが、よろしければお付き合いくださいね。あとは、出来るだけ書き続けられるようにしていきます。

 

次回からは自己紹介と今までの経過を書いていきます。