雨雲の上はいつも青空 -2ページ目

雨雲の上はいつも青空

気付いたことを書いています。

また、ポータルサイトの「エキサイト」で、
人間関係やコミュニケーション、性格等に
関する悩みや不満を乗り越える為の電話相談
を承っています。詳細はこちらです。
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仕事で困った事が起きたら、あなたはどうして
いるでしょう。

自分ひとりで対処できることなら、何とかするし、
何とかならないことなら、先輩や上司に相談す
るという人が多いかも知れません。



ところで、上司に、「困っていること」を相談しても、
「何もしてくれない!!」と、不満を感じたことは
ないでしょうか。

もしかして、何もしてくれないから、「諦めてしま
っている」
という人もいるでしょう。

学習性無力感とでもいうのでしょうか。


でも、本当は、「諦めたくない!」と、心のどこか
で感じていたりするのを経験したことがある人もい
ると思います。

不満を感じているのが、その証拠かもしれません
し・・・。




ここで、何もしてくれない先輩や上司の肩を持つ
訳ではありませんが、上司には上司の言い分が
あります。

例えば、相談する部下にしてみたら、上司と1対1
かも知れませんが、上司からしたら、部下が多け
れば多いほど、「1対複数になることがある」という
ことです。

つまり、10人の部下がいれば、部下がそれぞれ
相談すれば、10個の問題を相談され、それを解
決するために、あれこれ「動かないといけない」
状態に陥ることがあります。

まだ10人くらいの部下なら何とかなる場合があり
ますが、これが例えば50人ともなれば、なかなか
「動けない」状態になります。

こうなる前に、上司は、自分と部下の間に、部下
をまとめ、主体的に問題を解決できるリーダーを
育てる必要があるとは思うのですが、後の祭りと
いうことが、ままあります。





さて、ここでは、上司に不満を言って諦めるだけ
で終わるのではなく、もっと違う方法や行動を取
れば、結果が変わってくる可能性がある、という
ことをお伝えしたいと思います。

例えば、上司に「言ったけど動いてくれない」
不満を感じている人がいるなら、言うだけでなく、
何がどうなっているから、どのように困っているの
かを、上司が具体的に分かる、そして見える形に
するというのもひとつの方法です。

言い訳ではないですが、忙しい上司のところには
問題が集まってくることがよくあります(上司が問
題を引き寄せている、とも言えますが・・・)。

言葉だけでは伝わりにくい(忘れてしまう)ことがあ
るし、一度では分からないもともあります。


ですから、一度で諦めるのではなく、諦めずに訴
えるということ、その際、ただ訴えるのではなく、
問題となるデータを集め、それに対する解決策、
改善策、対応策など、選択肢を準備する。

そして、自分だけではどうしようもないこと以外は、
自分で行動を起こして良いかどうかを聞く。


そしてOKなら、「あなたが行動を起こす」






あなただけではどうしようもないことであるなら、
その問題を放置することで起きる損失を見える
形にデータとしてエクセルやワードでまとめ、上
司がどうしても行動したくなるようにする。


簡単ではないかもしれませんが、「何もしてくれな
い」
と嘆き続けたり、自分が行動を起こさない言い
訳を探し続けること以外に出来ることでもあります。




仕事をきちんと進めるために、上司の持っている
チカラや能力をフルに活用し、そして、自分の能力
を存分に発揮して世の中に貢献するのも、「悪くな
い」と思いませんか。