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ハセガワ767-300です

ホームセンターで売っている鉛版をバラストに貼り付け、エポパテで窓埋めを行います

 

今回も頬の削り込みとコクピットのシワ出しを行うので透明パーツは予め二分割し、エポパテで裏打ちしておきます。

余ったパテでその他凹モールドも埋めておきました。

 頬はかなり削り込んでいます。

 

続いてエンジン。

ハセガワ767は一応JT9DとCF6(ANAの762などに搭載されてるノズルが曲線的な古い方)で作り分けられておりますが、よりらしさを求め若干改造してみます。

まずはファンブレードを前よりに接着。

インテーク内側はプラ板を貼り付けました。

 

ナセル後方を切り詰め、ノズルを露出させることで古いPWぽさが出るような(?)気がしますがどうでしょうか´д`

胴体はいつも通りサフ→白サフ→白塗装

白はGX1、グレーはガイアのニュートラルグレー1.5(笑)です´д`

いや、1.7くらいかもしれない…

 

自作トースカンで水平線出しを行います

機体を水平に固定する為、試しにスマホの水平義を使ってみているところ…

 

まずは赤の塗装から

クレオスのモンザレッドに極微量の白を

 

紺色はクレオスの326番を使いました。

 

コロガードは8番と73番の1:1です。

 

裏面のシルバーはスーパークロームシルバー2を。

 

この塗装のJALの767の裏面写真が本当に見つからず苦労しました…

 

レドームのエロージョン表現の黒丸のマスキング。

ポンチで切り抜いたマステを被せます。

そのままではエアブラシの圧力でヒラヒラするので…

 

プラ板を貼り付けて見たところ、帆の様に全身で風を受け見事に吹っ飛んでいきました´д`

 

デカールデータを作っていきます。

 

窓やドア縁など、白以外の塗装面にかかる部分を発色させる為、スタンピングリーフと重ね貼り。

初のスタンピングリーフ、アイロンで頑張りましたがなかなか上手くいきません…

 

コクピットも重ね貼り

 

何度か試してマシにはなりましたが、僕にはこの辺が限界でした´д`

 

諦めてAmazonで最安2980円のラミネーターを導入。

左がアイロン、右がラミネーターです。

何も考えずに3〜4回通すだけでほぼ完璧になります´д`

デカールを貼り進めます。

翼のレジやロゴも紺なのでここもスタンピングリーフ重ね

 

子供の頃から今までしこたま作ってきたキットですが、ここでモールドが間違ってることに気づく´д`

ラダーが先端まで伸びていないではないか!!

 

直すか迷いましたが、今回は見なかったことにします…

 

ウェザリングやパネルを書き込む為、一旦完全艶消しにして乾燥させます。日光浴

 

レドームや下面などを中心にパネル書き

2B、0.5mmのシャーペンを適度に尖らせた物を使ってます。

終わったらここで再びクリアーで艶ありに戻します

続いてはウェザリングなどいろいろ、下面を中心に書き入れていきます。

エナメルの艶消しブラックと艶消しホワイトを使用

 

下面だけなのでキツめにやってみました。

 

左下のチョコみたいなのは電飾した際のリモコンにと買ったダイソーのLED照明の物。

点滅パターンのPICへの書き込みはなんとかできたのですが、どうしても機体の外観は維持したく、バッテリー積んでワイヤレス充電、操作はリモコンで、と欲張って色々やっているのですが頓挫しかけております....詳しい方いましたら教えてください....

ある程度済んだら再びクリアーでコートしてレイヤー保護

最後に1500番くらいのペーパーで縦方向にヤスリ跡をつけ完了です。

 

完成....!

撮影ですが、このとき初めて被写体深度合成なるものを試してみました。

 

模型を撮影する際、全体のスタイルを歪みなく写すためにはある程度望遠で撮る必要がありますが、どんなに被写界深度を深くしても(F値を上げても)全体にピントを合わせることが難しばかりか、今度は回折現象により画質も悪くなってしまいます。

 

そこでカメラを固定し頭からお尻の先まで部分ごとにピントの合った写真を撮り編集ソフトで合成する、というやり方です。

最近はカメラ内で完結できてしまう機種もあるみたいです(EOS R7とか)

 

とは言えそれもなかなかうまくできず、窓やチートラインが若干ヨれているのは合成ミスによるものです´д`

自分の完成写真はもちろん、展示会会場などでも思うのですが、模型撮影に適しているカメラはセンサーが小さく望遠の効くカメラなのではないか、と思い始めております。

背景ボケもありますが、フルサイズやAPS-Cのカメラだと肉眼で見た時以上に質感を表現してしまったりする気がしています...´д`

展示会の卓上で人様の作品の真上でゴツいカメラ構えるのも気が引けますし...

 

故に最近はネオ一眼?と呼ばれているジャンルのカメラが気になっております。

 

ただ、製作中の写真は逆で、敢えてプラの肌触りや質感、小さなサイズ感を伝えたいという拘りがあったりするので困ったものです(笑)

 

 

以上です!

ありがとうございましたm(__)m