今日は家族3人で水族館に行きました。

娘が喜んでくれて、最高の日でした。

夜は義理の実家に行きました。

駅伝大会やロープレ大会での夫の努力を報告しに。

でも義理の両親は、私達の新居問題の方が気になっていたようです。

早く自分の家を建てたい夫。

同居したい義父。

近くに住みたい義母。

それぞれの思い、伝わってきました。

決定権者である、嫁の私。

気分が浮きませんでした。

そんな日は、自画自賛したいです。

愚かな日記です。



私は己の若さ故の怠慢から、とんでもない苦労をしました。

思うように生きられない苦悩の日々を送りました。

自分に絶望して、周りに失望して、何度も死んじゃいたいと願ったものです。

そんな中偶然夫と出会い、やっと自分の理想とする人生に向かって歩むことが出来そうになりました。

好きな人と結婚して、好きな仕事をして、地元で家庭を築く。

私の人生は、夢と希望に溢れていると思っていました。

夫とは、暴力も交えた喧嘩をたくさんしました。

どっちも悪いのでDVではなく、本当に喧嘩でした。

こんなに恋人とぶつかったこと、無かったと思いました。

ぶつかるだけぶつかった私達は、結婚することにしたのです。

そしてその時はまだ望んでいなかったのですが、生涯の宝物となる娘を授かりました。

卵巣に病を抱えている私の、奇跡の妊娠でした。

戸惑いました。

妊娠発覚時、私は25歳夫は24歳でした。

婚約しているとはいえ、こんなに早く子供を授かるとは思っていなかったので、戸惑いが大きかったです。

「私みたいな人間が、母親になれるのだろうか」

毎日幸せというより、不安でした。

夫はまだ24歳だったので、勿論父親になる心構えが出来ていなくて…毎日遊び通していました。

無事に娘が産まれた後も、夫の遊び癖は簡単には直りませんでした。

稼いでも節約しても、夫の遊びにお金は消えました。

離婚は早くから意識していました。

でも娘のことを思うと…簡単に離婚は選べなくて、私は何年も苦悩するのでした。

未だに、収入に見合った貯金はありません。

ひたすら月掛けの貯蓄型保険で貯金しています。

貯金はすぐにおろせるから、夫に向かない。

そう私が判断して、ひたすら積立の保険を契約しました。

そんな私達でも、家を建てられると知りました。

確かに安定した生活を送っていますが、これでいいのか分かりません。

私は、、本当に1人で子育てをしました。

仕事も手を抜かなかったし、家事も1人でやります。

育児もいつも1人です。

夫の収入は夫の支出に消えるので、ずっと私の収入でやりくりしてきました。

娘はとても優しい子に育っていて、
「本当に良い子だね」
とたくさんの方に言ってもらえるようになりました。

娘様様です。

私は子を宿した5年前から、ずっと1人で娘と向き合ってきました。

たくさん泣いたし、たくさん悩みました。

それでも娘が優しく育ってくれたのは、私みたいな人間でも優しさがあるんだという証明のような気がして…

昔みたいにスリムじゃないし、全然美人じゃないし、穏やかな性格にはなれていないけれど…

これまでよく生きてきた、私。

誰も褒めてくれないけど、私は私が一番頑張ったと思いたいです。

今日で夫が30歳になりました。

夫は変わってきました。確かに。

ちゃんと、私と娘どちらも愛してくれるようになりました。

泣きたくなるほど切ない夜ですが、今日はこれまでの私を讃えたい日です。