「あ~。現地で松本山雅戦見たい。」
そう思ったのは試合の5日前。ダゾーンでゼルビアの試合を見返していた。
ゼルビアは今、絶好調。
目標はJ2・6位圏内と控えめに設定していたが予定外にも次々と勝利を収め、
6位どころか2位の座まで上り詰めて来ていた。
8/12に野津田ホームで観戦に行ったv.s.ジェフユナイテッド千葉戦でも
1点のオウンゴールと平戸選手がスマートな2点ゴールを決め、
野津田の観覧席は大興奮。
このままJ2・2位の実力を見せつけ、勝ち点3をもってして次節の松本山雅と激しく首位を争うことになるだろう。
・・・とそう思っていた。
しかしなんと結果はドロー。
後半戦わずか8分間で、連続して嘘のようなPKゴールを許してしまったのである。
勝ち点3を獲得し、首位争いに臨むはずが・・・。
誰も想像しなかった結果となってしまった。
すべてのゼルビアサポはさぞ落胆したに違いない。
更には「これはゼルビアをJ1に上がらせまいとする何かの勢力が、
審判団に圧力を掛けているのではないか。」
と疑う人もいたであろう。(かくいう私のことだ!)
こんなはずでは・・・。
選手・監督・関係者のみならずサポーターもかなり悔しい思いをした試合だった。
その夜は歯を食いしばりながら寝た熱帯夜となった。
次の日仕事から帰って来てさっそく、
「再度あの試合の理不尽さを確認しよう」と
ダゾーンにてジェフ千葉戦の試合を見返し始めた。
「ああ~!平戸選手の2ゴール!」
「はあ、ここまではうまくいっていたのに!」
「なんだこの判定。もう一度見よ。」
あれ?なんだか・・・
「面白かったな。」
判定が不服だったにしろ、それまでの過程もその判定が出たのも、
結果としては面白かったのである。
そして翌週は強敵の松本山雅との決戦。
しかも山雅のサポーターの応援はかなりレベルが高い。
きっと試合だけではなく、サポーターの応援も白熱するであろう。
「え、松本山雅戦気になる・・・。」
そんなこんなでアウェイ松本での試合を生で見たくなったのだ。
しかし現地で見たいからといってそうも簡単に遠征に行けるわけでもない。
遠征するには新幹線もホテルも予約しなきゃならないし、
万年金欠だから金銭的な余裕もないし、
これは最安値で遠征するためのプランニングを考えなければ・・・。
そう思っていた時に思い出したのが、
ゼルビアラインで情報が流れてきた『FC町田ゼルビアオフィシャル公認ツアー』だった。