マキャリスター上院議員のマキャベリズム☆

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マキャリーが公聴会のマニフェストを綴ります。

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今回は真面目に80年代の"劇場版アニメ"について熱く語る。


筆者はアニメに詳しくない。

まずはじめにそれを言っとく。





さて、


わたしの最も愛する映画


それは


押井守監督の

うる星やつら2ビューティフルドリーマー


である。


コメディでありながらサスペンスタッチな演出と
実に練られたシナリオにしびれまくった私である。

初見だった中学時代のわたしは



朝起きて、観て

学校から帰って、観て

寝る前に、観て


という気色の悪いキモヲタな生活が

一時続くほどの中毒にしてくれた作品。



公開は84年。

ナウシカとほぼ同時期だ。

ナウシカの方は大ヒット。

こちらもそこそこのヒットは飛ばしたものの

その特異な作風から

既存のうる星ファンと原作の高橋留美子先生から厳しい批判を受けた。


押井監督はこの劇場版の一作目も手掛けている。

うる星やつらのTV版のノリを活かし

安定した鉄板のシナリオで大ヒット


その手腕を買われての二作目だった
ビューティフルドリーマーでは

ちゃんと映画と呼べるものを作りたい

という表現者としての考えを貫いた作品だったのだ。

(更にビューティフルドリーマーのみ配給が違うためDVD化も10年ほど遅れたという)

以後押井監督は

次作、パトレイバーthe MOVIEの一作目で

当時ネットのネの字もなかった89年に

コンピューターウィルスを題材にするという神がかった先見の明を発揮しつつ大ヒットを飛ばし、


パトレイバーthe MOVIEの二作目で異常なまでに濃い映画を完成させてしまう。

うる星に続き、一作目でいい子のフリをして二作目で自我解放のパターンである。

以後、濃いファン層を獲得し


甲殻機動隊を発表。


アメリカのビルボードチャートにランクインする快挙で

世界に日本のアニメの異常なクヲリティを見せ付けた。

ちなみに大ヒット映画マトリックスは
甲殻機動隊をパクったと言われているが

監督自ら"甲殻機動隊に思いっきり影響を受けている"ことを公言している。


一方、押井はそんなマトリックスを観て


「子供がつくったのかと思った。散弾銃ではあんな風に壁は壊れない」


など一蹴する大物振りだったことを記憶している。



ちなみにアバターやタイタニックで知られるジェームスキャメロン監督も押井監督の大ファンである。

おっと

話が大きくそれた

今回はビューティフルドリーマーもナウシカも特にとりあげない予定だったのだが。



さて、ビューティフルドリーマーと同時期にナウシカを公開し大ヒットした宮崎駿とその仲間達は


独立しスタジオジブリをつくった。


スタジオジブリの記念すべき第一段

となったのが


永遠の青春冒険活劇


天空の城ラピュタ


である。



大ヒットしたナウシカとは対照的に


ラピュタはジブリが独立して間もないこともあり


プロモーション活動をまともにしなかったため

無惨なスタートを切り


以後ジブリは日本テレビや有名俳優を使いプロモーションには猛烈に力を入れるようになる。




書いたところで


ラピュタは大ヒットで

翌年のトトロでコケた



んだったような気がすごくしてきた。

うん

たしかそうだ。



そんなトトロがコケた頃



公開したのが


今回大きくとりあげたかった




大友克洋監督の




アキラ





である。


88年公開。



その陰気臭い世界観に

長年

敬遠していたのだが


大人になった今



改めて観ると実に面白い。



そしてむちゃくちゃカッコイイ。


あるべきアウトローの姿

主人公像

光の表現

メトロポリス。。


作画や演出が


はっきりいって


神がかっている。


動きも滑らかで

製作方法なども


ディズニー並みに豪華。


バブル期の日本

まじで恐るべし


本当にマジキチレベルの

神作品だと思う。


作品完成するまでに何人か過労で死んだんじゃないの?


ってくらいヤバい作り込みです。


かなりグロくてかなり暗いですが

興味ある方は観てみよう。



と、

バブル期の日本人のノリノリ感が伝わる

80年代のアニメ映画なわけだが


実はバブルが始まった85年と

今年の日本経済が

酷似しているらしいです。



オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!!









読みにくい文章と

信憑性の薄い内容ですまんw






次回は


手塚治虫先生の


最高傑作にして最大の問題作


奇子



をとりあげます。