拘置所や刑務所では
看守(刑務官)のことを

先生 と呼ぶ派
オヤジ と呼ぶ派

に分かれる

初犯や経験の少ない者は
「先生…」と呼び

累犯たちは
「オヤジ…」と呼ぶ

刑務官の中には
「先生と呼べ!」と強要する人間もいる

犯罪者を人とは思っていないんじゃないか?

と感じる刑務官も少なくはない

逆に、親身になってくれる

立派な刑務官も少ないがいる

収容者が異議を唱えることは
許されていない

刑務官の判断が絶対の世界だ

事実はどうあれ

刑務官が見た、感じたことが全てだ




塀の中は、特別な世界なのだ