【北京・成沢健一】黄海で18日に中国漁船(63トン)が韓国海洋警察庁の警備艇に体当たりして転覆した事件について、中国外務省は19日夕までに反応を示していない。国営新華社通信や主要紙は黙殺しており、中国側は慎重な対応を探っている模様だ。

 事件では漁船乗組員1人が死亡し、1人が行方不明になった。海外メディアの報道を紹介する中国紙「参考消息」やニュースサイトは、外電を引用しながら事実関係だけを報じた。中国政府は尖閣諸島沖で9月に起きた日本の海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件では強硬な対応を示していた。

 19日付の中国系香港紙「文匯報」は、日本政府と異なり韓国政府は慎重に対応しているうえ、朝鮮半島情勢などを巡り中韓両国は良好な関係を維持する必要があることから、双方は今回の事件を偶発的なものと位置づけ、穏便に済ませる可能性が高いとする専門家の見方を伝えた。

 一方、ネット上では韓国側への非難とともに「中国の漁業監視船は何をしているのだ」と中国政府の対応を批判する書き込みも目立つ。ただ、数時間後にはこうした書き込みは削除されており、中国当局が国内で強硬な対応を求める声が高まることに神経をとがらせているとみられる。

 中国と韓国の間でも排他的経済水域(EEZ)の境界画定では合意はないが、今回の事件は韓国が主張する中間線より大きく韓国側に入った海域で起きているうえ、領有権問題のように原則論を主張しにくいという事情も中国側にありそうだ。



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訓練再開を前に、韓国・延坪島を出る高速船に乗り込む住民=門間順平撮影
 【延坪島(ヨンピョンド)(韓国北西部)=門間順平】韓国軍が周辺海域に向けた砲撃訓練を計画している延坪島では緊張が高まっている。

 「早く行かないと船が出ちゃうよ」。仁川(インチョン)港との間を結ぶ高速船が発着する島の港。19日、出発時刻の午後1時直前に現れたソン・チュウォン君(5)は、母親のパク・ミキョンさん(41)の手を引いて、乗船をせかした。

 チュウォン君が砲撃後、避難していた仁川から、牧師の父とパクさん、弟の4人で島に戻ったのは10日ほど前。「砲撃なんてへっちゃらさ。防空壕(ごう)に逃げればいいんだもん」と言っていたチュウォン君だったが、訓練再開を知ってからは「仁川に帰ろう」とせがむようになった。

 パクさんは「島に残りたかったが、子供がとても怖がっている。砲撃の時に受けた衝撃が大きいのでしょうか」と話した。

 娘婿に連れられ、やはり、この日の船に乗り込んだイ・チュニョさん(83)は「島が私の生まれ故郷。訓練がなければ残りたいが、不安なので出て行く」と足早に船に乗り込んだ。

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 今年10月以降、野鳥や養鶏場などでの高病原性鳥インフルエンザの感染確認が各地で相次いでいる。鳥取県は19日、米子市で見つかったコハクチョウから強毒性のウイルス「H5N1型」が検出されたのを受け、周辺の道路や海岸で野鳥に異常がないか見回り調査を行い、16羽の死骸を回収した。富山県も同日、高岡市で死んだコブハクチョウが、渡り鳥からウイルス感染した可能性が高いとみて、ハクチョウやカモが飛来する水辺などで調査を開始。養鶏場などの立ち入り検査も実施した。

 農水省などの調査では、シベリアなど北方の営巣地から渡り鳥がウイルスを国内に運んだ可能性があるという。伊藤寿(とし)啓(ひろ)鳥取大教授(獣医公衆衛生学)は「今までとは違うパターンだ」と指摘する。

 北方の営巣地を飛び立つ渡り鳥には2種類のパターンがある。10~11月ごろ、営巣地から直接日本に飛来するパターンと、中国や韓国を経て12月~翌年1月に飛来するパターンだ。

 伊藤教授によると、過去に北方の営巣地で、鶏のウイルスであるH5N1型は確認されていない。そのため、これまでは中国や韓国のH5N1型発生地を経由して感染した渡り鳥が、ウイルスを日本に持ち込んでいると考えられてきた。

 だが、今年は渡り鳥が北方から日本に直接飛来する10~11月に初めてH5N1型の発生が確認された。韓国や中国では今秋、この型の発生報告はない。農水省は前年に発生地から営巣地に持ち込まれたウイルスが定着し、日本に運ばれた可能性もあるとみている。

 伊藤教授は「もし営巣地にウイルスが定着しているなら、渡り鳥は毎年ウイルスを運ぶと警戒しなければならない」と懸念する。

 農水省は「乾燥した冬場はウイルスが広がりやすい。養鶏場が家畜を野鳥と接触しないように注意するのはもちろん、一般の人も死んだ野鳥を見つけたら触らないで通報してほしい」と呼び掛けている。



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ホーチミン市内の留学コンサルティング会社SSEで日本留学の相談をする学生。最近、留学コンサルティング会社が増えている(写真:産経新聞)
 来春卒業予定の大学生の就職内定率が過去最低(57・6%、10月1日現在)となる中、外国人留学生の大量採用を打ち出す大手企業が目立っている。就職する留学生の出身地は、中国や韓国、タイ、インドネシアなどアジアが中心。母国の事情に詳しく、英語、日本語が話せるなど留学生の能力が高く評価されているようだ。日本の大学生に、企業側が物足りなさを感じている側面も見え隠れする。

 コンビニ大手のローソンは来春、新卒者の約3割の20人程度を外国人留学生で採用する。運送大手のヤマト運輸も平成23年度の新卒採用の約3割を留学生にするという。カジュアルウエア「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングも24年度の新卒者の3分の2を外国人で採用する方針だ。こうした傾向は2、3年前から始まっている。

 日本学生支援機構の調査では、20年度で大学・大学院などを卒業・修了した約3万5千人の留学生のうち、日本国内で就職したのは全体の約25%にあたる8736人。調査を始めた16年度の5705人と比べて大幅に増えている。

 「ディスカッションでの発言力に日本の学生は物足りなさが残る。外国人留学生は積極的な姿勢が目立ち、入社後も日本人に足りない部分を開拓できる可能性がある」

 ある企業の採用担当者は留学生の魅力をこう話す。

 ローソンでは「新たな商品開発などを進める上で、多様な文化を持つ外国人留学生の力が必要」。今年から上海とシンガポールで宅配便事業を展開し、来年は香港やマレーシアに事業を拡大するヤマト運輸も「アジア進出に際して現地の事情にも詳しい社員が求められている」と期待する。

 海外からの留学生が全学生数の約半分を占める立命館アジア太平洋大(大分県別府市)では21年度、日本で就職を希望する外国人留学生約270人の9割以上が三菱商事や東芝、東レといった有名企業に内定した。

 同大の就職支援担当の村田陽一さんは「アジア圏でトップレベルの学力を持つ学生の多くは英オックスフォード大や米スタンフォード大へ進むため、日本に来るのはその次のレベルが多いが、それでも学力は高い。希望する日本企業に就職するために熱心に勉強している」と話す。

 ただ、留学生のすべてが就職に恵まれるわけではない。東京労働局の東京外国人雇用サービスセンター(東京都港区)は「不況で留学生の求人数も落ち込んでいる。大企業に就職できる優秀な留学生と、内定がもらえずに帰国を余儀なくされる留学生の“二極化”が進んでいる」と分析している。

 中国・北京近郊出身で私大の留学生コースで日本語を勉強した後、中央大大学院の修士課程を経て、今年4月にヤマト運輸に入社した張(ちょう)磊(らい)さん(27)も「日本への留学で遊んでいる余裕はなかった。とにかく一生懸命勉強して日本の企業に就職したかった」と振り返っている。(田中充) 



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【安全保障読本】(47)

 「日本人が、自分を守るのは自分しかないことに気づくには相当の時間がかかるだろう…」 

 後に首相となる池田勇人氏は昭和28(1953)年、ロバートソン米国務次官補を前にこう予言した。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で天下に披瀝(ひれき)した中国政府の「砲艦外交」に屈した日本政府の見苦しき「幇間(ほうかん)外交」は、残念ながら池田氏の端倪(たんげい)を証明してしまった。

 「自らの安全を自らの力によって守る意志を持たない場合、いかなる国家といえども独立と平和を期待することはできない」(塩野七生著「マキアヴェッリ語録」)。この歴史的必然をこの国は忘れている。

 安全保障について思考停止している「相当な時間」が続けば同盟国・米国の日本離れも加速する。現時点で加速していないのは、太平洋を挟み海洋権益が激突しつつある中国に対する戦略に、日本の利用価値が残っているからに他ならない。ソ連牽制(けんせい)のため、米中国交樹立が成ったごとく、米中が「手打ち」をすれば、オバマ政権発足時のように日本離れは再開する。

 その兆候は過去いくつも散見された。9月にも米海兵隊総司令官に指名されたアモス将軍が上院軍事委員会公聴会で、在沖縄海兵隊のグアム移転に関し司令部要員中心の計画を修正し、戦闘部隊を含める可能性に言及している。

 空軍にしても、沖縄の第18航空団は単一としては米空軍最大で世界トップ級の戦闘航空集団だが、朝鮮半島有事に備えるには最前線に近すぎるため、もっと後方に下げる案が随分前から検討対象となっている。

 こうした米国の底意を看破し、同盟国の専門家間でも米軍誘致が活発化している。中国を脅威と見なしている証左でもある。 

 例えば、豪紙論説委員で米国のシンクタンク、ウッドロー・ウィルソン国際学術センターの客員研究員シェリダン氏は8月の紙面で、中国をにらんだ大規模な米軍基地が東南アジアと接する豪北部ダーウィンに建設されることが“必然的”とさえ予見している。

 その理由として「アジア諸国は米軍のプレゼンスを望むが、それを公に支持する指導者はほとんどいない。中国からにらまれることと国内の反米感情を助長する、そのどちらも恐れているからだ」と指摘。その上でこう分析する。

 「豪戦略にとり、安全保障と通商の双方で米国をアジアに全面的に関与させることが不可欠だ。米国はアジアで日本・韓国・タイ・フィリピン、それに豪州と安全保障条約を締結している。ベトナムとも強力な戦略関係を発展させ、インドネシアやマレーシアとの関係も強化する。すべて東・東南アジアにおける中国に向けたヘッジ政策であり、米国のプレゼンスを全面的に刷新せんとするオバマ政権の決意表明でもある」 

 さらにシェリダン氏は、6月にシンガポールで開かれたアジア安全保障会議=シャングリラ対話=におけるゲーツ国防長官の発言に注目した。

 「米国のコミットメントと抑止力の強さは(東・東南アジア)域内に相当規模の米軍プレゼンスを維持することで明らかになる。米国のこの域内における防衛態勢は、今以上に地理的に分散され、より弾力的で政治的に持続可能な形に移行しつつある。グアムへの戦力増強はその一環だ」

 こうした諸点から導き出したシェリダン氏の結論は大胆で衝撃的だ。すなわち「東南アジアとその周辺で、米国のプレゼンスが地理的に分散され、より弾力的に運用でき、政治的に持続可能な場所こそダーウィンである」。そして「(ダーウィンに)相当規模の米海空軍と海兵隊を駐留させ、一定の装備・資材を事前集積しておくことは米国の対中戦略に大きな意味を持つ」と断じる。これは暗に「沖縄は政治的に持続不可能な場所」と言っているに等しい。

 こうした「脱日本」の潮流も学習せず、鳩山由紀夫氏は首相当時、普天間基地は「基本的には県外、できれば国外」「今まで米国に依存し過ぎていた」などと米国と距離を置く姿勢を次々に打ち出した。そんな大口を叩かなくとも、米民主党重鎮で安全保障に大きな権限を持つ日系のイノウエ上院歳出委員長は「米軍が東アジアに永久に駐留するわけではない。米国はそこまで忍耐強くはない」と民主党政権の安全保障への取り組みに警告している。

 ただ、委員長にはこう申しあげたい。

 「鳩山発言に戦略的背景や外交的牽制(けんせい)の意味合いはありません。単なる思い付き、パフォーマンスです」



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 【ソウル=仲川高志】韓国軍当局者は19日、延坪島での砲撃訓練について、「21日までに最も気象条件の良い1日を選んで行う」と述べ、方針に変更はないことを強調した。

 一方、聯合ニュースは19日、韓国政府関係者の話として、北朝鮮軍が韓国軍の訓練に備え、黄海沿岸の砲兵部隊の準備態勢を格上げしたと報じた。黄海沿岸に集中配備する122ミリ多連装ロケット砲の一部が前方展開した模様だという。

 同関係者は「北朝鮮軍が全般的に緊張の度合いを高めている」と指摘し、「北朝鮮の戦闘機の一部も格納庫の外に移動し、待機しているようだ」と述べた。

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 【ソウル時事】聯合ニュースは19日、韓国軍による延坪島での海上射撃訓練計画に関し、北朝鮮軍が黄海側の砲兵部隊の警戒態勢を強化したと報じた。韓国政府筋の話として伝えた。
 同筋は「西海(黄海)地域の北朝鮮軍は延坪島での海上射撃訓練方針に対し、全体的に緊張の度を高めている」と指摘。その上で、「特に砲兵部隊では警戒態勢レベルを格上げした」と述べた。 



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 東京・西麻布での殴打事件から4か月前の7月に行われた市川海老蔵(33)と小林麻央(28)の結婚報告の際、麻央は海老蔵の母・希実子さんデザインの着物を着用した。

「これは海老蔵さんも知らなかったんですよ。それくらい、嫁姑仲は親密だったんです」(市川家を知る人)

 海老蔵の母・希実子さんは、もともと建設会社社長の令嬢。現在は、市川團十郎の嫁として務めを果たす傍ら、着物のプロデュースなどでも活躍する。

「希実子さんは、気さくで愛想もいいから、海老蔵さんが彼女を紹介すれば会ったりもしていた。でも嫁となると話は別。市川家を守る人間として、それは厳しい目を持ってらっしゃるんです」(梨園関係者)

 実際、市川家とは家族ぐるみのつきあいで結婚秒読みといわれていた米倉涼子(35)でさえ、最後まで結婚を認めなかった。佐藤江梨子(28)については、会おうとさえしなかった。ところが、麻央の場合は違った。

「やはり梨園では、役者が主役。出しゃばる女性は嫌われるんです。希実子さんが大事にしているのが“出ず入(い)らず”の精神。お客より目立ちすぎず、かといって役者の妻としての華やぎを忘れないことが重要だというんです。麻央ちゃんは、いい意味で地味な美人。私服も決して流行に敏感とはいえませんが、フリーアナウンサーとして、着実に歩いてきた経歴がある。それは、これまで海老蔵さんが紹介してきた派手な女性たちとは真逆のタイプで、希実子さんには新鮮に映ったんですよ」(前出・市川家を知る人)

※女性セブン2010年12月31日・2011年1月1日号



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つば九郎オフィシャルブログ
 ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎が契約更改を行い、今季のヤクルト飲み放題プラス2,896円プラス出来高から大幅増となるヤクルト飲み放題プラス8,960円プラス出来高でサインした。これはつば九郎が自身のブログで発表したもの。

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 つば九郎は東京のファンのもとを訪問する“つばさんぽ”の23区達成、つば九郎グッズの3倍などをアピールし、球団に大台の年俸1万円を要求。しかし、ペンギンと間違えられたこと、子どもを泣かせたことなどが影響して希望額には届かなかった。

 ブログには契約更改時の模様や記者会見の模様がアップされている。記者会見では、先日行われた市川海老蔵の会見を皮肉ったブラックジョークも炸裂。年俸アップでますます勢い付きそうなつば九郎。来季はどんな活躍をみせてくれるか。




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