今日は最近の旦那おススメのお散歩コースを歩きます。
 
スタートは横浜駅。ここから横浜ベイクオォーターへ移動。
 
ベイクオォーターはわんこフレンドリーで、テラス席があるお店はわんこ連れで食事ができます。
 
ランチはタイ好きの旦那が週一で通うチャオタイ
全メニュー制覇を目指し、週一で通っています。
 
食後はかもめ橋を渡り、そごう横浜、日産自動車を抜け、みなとみらい歩道橋へ。
歩道が最近完成したYAMAHAのビルまで延びたので、信号機を気にすることなく、お散歩ができます。
 
 
少し前まで低層の仮設建物や原っぱだった場所が、こんな立派なビルで囲まれています。
 
すごいなぁ。山に囲まれて育った私にとって、この光景は今も新鮮。
 
ここからグランモール公園に向かって、TSUTAYAの前を通り過ぎた時、「ゴチン」と鈍い音がしました。
 
振り返ると電動車椅子の方がひっくり返っていて、顔から血が流れています。
 
すぐに近寄り、持っていたウエットティッシュで顔を拭いてあげたのですが、血が止まりません。
 
すると若い女性、男性、カップルが集まって来て、「誰か救急車を!」と叫びます。
 
はい!とばかりに私が119に電話。状況を説明します。
「お名前は?」と聞かれ、倒れている車椅子の方に「お名前なんですか!?」と聞いたら、「あなたのです」と電話口の方に言われてしまいました。
バカですね~気が動転しているとは言え、倒れている人に「お名前は?」とか聞いちゃっている自分に呆れてしまいます。
 
救急車は8分で来ました。
でも待っている時間がすごく長く感じられます。
 
一緒に介抱をしてくれていた女性が、励ますように話しかけます。
倒れた方はKアリーナで開かれるライブコンサートに来たそう。
TSUTAYAの入り口の段差に気づかず、車いすごと転んでしまったようです。
 
介抱をしていた女性も実はそのコンサートに行く予定だそうで、「僕の代わりに楽しんでください」と言い残して救急車で運ばれて行きました。
 
女性は看護師さんでした。それでテキパキ指示が出せたのですね。
近くで止血の手伝いをしてくれていた若者は、ファーストエイドの心得があるそうで、最後まで一緒にいてくれました。
そして一緒に励ましてくれていたカップルは、血が付いたウエットティッシュをさり気なく拾い、持っていたビニール袋に入れて持ち帰ってくれました。
 
なんて頼りになる若者たちでしょう。
 
その間、TSUTAYAのお店の人は、誰も出てきませんでした。
 
私は近くを巡回していた警備の人に「救急車が来るので案内をお願いします」とお願いし、店頭でキャンペーン中だった人に「入り口が血だらけなので、対応お願いします」とも告げてありました。
 
だけど誰も出てきませんでした。
 
今日の事で学んだことがあります。
 
入り口の段差、たった数段でも、車椅子の方には命取りになると言うこと。
救急車を呼ぶような緊急時には、まずは自分が落ち着くこと。
そして怪我をして倒れている人には大丈夫ですかではなく、気が紛れるような励まし方でご本人を落ち着かせること。

運ばれた方には大変気の毒ですが、私自身もとても良い経験でした。
 
 
 
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