3年9ヶ月ぶりの帰省。
世の中の流れに逆らわない父親は、この間「コロナ禍だから」と言う理由で、一人娘の私の帰省を断り続きて来ました。
今回帰省すると告げた時、何も言われなかったのは、コロナの分類が下げられるのと、私が高校の同窓会の準備があると告げたのが理由だと思います。
それぐらい私が高校に受かったことは、我が家にとって、大きな出来事でした。
両親が結婚したばかりの頃、「娘があの高校に行かれれば良いね」と話していたのが私の母校だったのです。
なのでそんな高校の、同期初の同窓会の幹事を、私が(勝手に)やると言うことは、両親にとっても喜ばしいことだったみたいです。
この帰省中に私は三つやっておきたいことがあります。
一つめは実家のわんこ、茶々となるべく時間を過ごすこと
二つめ断捨離すること
三つめは同窓会の準備
この内三つめの「同窓会の準備」は、帰省した翌日に母校を訪問し、校歌の楽譜など、必要なものをいただき、昨日は会場との打ち合わせを済ませられ、ある程度目的達成。
二つめの「断捨離」は現在進行中。
「なぜこんなもの取っておいたの!?」と自分で自分に問いかけながら、大量の印刷物や、関わったオリンピックやW杯の大会グッズを処分。
きれい好きで、ものを捨てるのが大好きな父親が、喜んで手伝ってくれたのが幸いでした。
そして最も大きな目的が、実家の愛犬、茶々と時間を過ごすこと。
りんりん(左)と茶々。
茶々は16年前に我が家にやって来ました。
先代犬が年老いたため、亡くなっても両親がペットロスにならないようにと、私が東京で買って、新幹線で連れて来たのです。
当初は先代のわんこビビがいたので、特に父親が「返して来て!」と受け入れてくれませんでしたが
そんなことはお構いなしの茶々は、すぐに馴染み、自由奔放に実家の庭を駆け回っていました。
そんな茶々も、もう立派なおばあちゃんわんこ。名前の由来だった茶色の毛は、今はすっかりクリーム色になりました。
何度も発作を起こすようになり、その度にLINE電話で「茶々、ありがとう、もう頑張らなくて良いよ」
と言っていたのですが、私が帰るまでなんとか持ち堪えてくれました。
それどころか、ほとんど餌を食べなくなっていたのに、りんりんがフードを食べるのに負けじと、ヨタヨタしながら起きるようにまでなったのです。
少しの量を、何回かにわけて、スプーンであげると、ゆっくりとではあるものの、力を振り絞るように、老犬用のフードを平らげます。
茶々、がんばるね。
最後に会った時には近所をお散歩できるほど元気だったのに、コロナ禍で、一番変わったのは茶々だったのかも知れません。
「わんこは人の7倍の速さで歳をとる」と言われますが、新幹線で一緒にやって来たあの子犬が、あっという間におばあさんわんこになってしまい、その言葉を実感しています。
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