今日は、私がゆる〜く応援している落語家、桂竹紋さんの兄弟子で、このたびめでたく真打に昇進された桂竹千代さんの真打昇進披露興行のために、池袋演芸場に来ました。
私、以前は池袋のホテルメトロポリタンで結婚式の司会のアルバイトをしていたことがあるので、この辺りは結構来たことがあるのですが、久しぶりに来てみると、方向音痴。
Google マップがあるので、やっとたどり着けました。

演芸場に着いたら、偶然楽屋入りする竹紋さんにばったり。
いつも見る着物姿ではなく、普段着姿です。
なんか新鮮~。

落語芸術教会で、真打に昇進される落語家さん4名で、現在昇進披露興行中。
大きな盛り花が階段からホールまで、所狭しと並べられていました。
その中でもひときわ目を引いたのが、竹千代さんの等身大パネル。
パワフルで元気いっぱいのパネルが、お客さんをお迎えしていました。

昨日竹紋さんから、「ものすごい混むから早めに来ることをお勧めします」と言われて、開演20分前には到着していたのですが、会場は既に満席に近く、間もなく補助椅子もいっぱいになり、立ち見も出る始末。
最終的には1番前列の下に座り込んで、舞台を見上げるようなお客さんもいらっしゃいました。
こんなに大勢の観客が入った寄席を、初めて見ました。
竹紋さんから他にも、「空調があまりよく効かず暑いので、脱水症状にならないように、飲み物と、(長丁場なので)食べるものも持って来てください」と言われ、おにぎり、唐揚げ、デザートのワッフルなど、買って来ました。
お陰で準備万端。
夕方4時半、前座さんの落語で幕開けです。
竹紋さんはその直後に登場。
いつものようにまくら(落語の導入部分)から面白い。
いいえ、面白いだけじゃありません。
池袋演芸場はマイクがないのですが、声がとても通り、滑舌もより良くなり、すごく聞きやすくなりました。
長年竹紋さんを見てきましたが、やっぱり日頃鍛えているだけあって、すごいなぁと思います。
今日はどの噺家さんも、「いろもの」呼ばれる和妻(手品)、漫才師さんたちも、ノリノリで、とっても面白かった!
会場は爆笑と拍手に包まれていました。
夜7時、真打昇進襲名披露口上。
真打の竹千代さんと雷門五郎さんのお二人と、師匠の助六さん、 落語協会 副会長の春風亭柳橋 さん、そして司会役の桂歌若さんが、深々と頭を下げて並ぶ姿は圧巻。
こちらの気持ちまで引き締まります。
最後は、今日のトリ、桂竹千代さん。
新宿、浅草、そして池袋と、これまでたくさんの披露興行をこなし、明日は最終日。
そして主任としてトリを勤めるのは今日が最後。
中には、すべての高座に来てくださったお客さんもいらっしゃったので、そんな方々の期待に応えるために、毎回違う落語を披露してきたのだそう。
今夜のお話は、まず導入部分のまくらで、「落語は座布団と、扇子と、手ぬぐいだけで表現する世界でも類を見ないシンプルな舞台芸術です」と言う話から始められました。
なぜそんな導入をしたのか、話が進むうちにわかります。
扇子を何本も取り出し、手ぬぐいもいろいろな使い方をして、仕舞いには着ている着物や腰に巻いていた帯、そして履いていた足袋まで使って、観客を笑いの渦に巻き込みました。

これがその様子。
あまりにも破天荒な落語で、浅草では大目玉を食らったそうです。
背景幕はこのネタをヒントに、出身校の大学の落語研究会のOBの皆さんが、今回の真打昇進披露興行のために用意してくださったもの。
もう観客大爆笑。
こんなエネルギッシュな高座を初めて拝見しました。
静の落語も良いですが、このような動の落語もあっていいと思います。
お開きの後、竹紋さんや竹千代さんにお声掛けしようかと思ったのですが、大勢のファンに囲まれていたので、私は静かに会場を後にしました。
それにしても素晴らしい高座でした。
行ってよかった!
竹千代さんの今後のご活躍をお祈りしたいと思います。
そしていつか竹紋さんが真打になった際には、私も出来る限り披露興行に足を運ぼうと誓ったのでした
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