悪魔の囁き

公園のベンチに腰掛けて時間待ち
缶コーヒー片手にゴルフ雑誌を愛読♪
しばらくして隣に
ハンチング帽をかぶった見た目ややこしいそうな親父が
(-""-;)
まっ害はなさそうだし気にせずに
親父ブツブツ何か言いながら立ち去った
ふと横を見ると…
長財布が(*゜Q゜*)
手に取るとずっしり重い!!
悪魔が囁く
『誰もみてないぞー』
『貰っちゃえ貰っちゃえ』
ど ど どうしよう…
この厚みなら…50枚ぐらい入ってるかも
また悪魔が囁く
『お小遣いお小遣い』
雑誌で財布を隠しながら開けてみようか…
また悪魔が
『早くそこから逃げろ!持ち主が戻ってくるぞ!』
座ったまま雑誌で隠しながらゆっくり開けてみる
（○_○）！！
中は
大量の薬とカードがぎっしり
小銭が数百円ほど
厚みがあったのは粉薬の束だった
中身を見たら悪魔の囁きがなくなった( *´艸｀)
財布をどうしょうか悩んでると
ハンチング帽をかぶった親父が下を見渡しながら歩いて来た
『財布でしょ』財布を差し出すと
ややこしいそうな親父が笑顔で何度もお礼を
そして近くの自販機から缶コーヒーを買ってきてくれた♪
風来坊が飲んでたのはブラック缶コーヒー
親父が買ってくれたのは甘い缶コーヒー
それも２本…

でも…大金入ってなくってよかった
もし大金入ってたら…(´･ω･`; )
悪魔の勝ち～だったかも♪