江戸時代の商人が一番大切にしていたものをご存知ですか?
お店が火事になったときに、彼らが真っ先に持ち出したものは、
お金でも、着物でもありません。

大福帳、すなわち、顧客台帳です。

普遍の法則は東西問わず、時代問わず不変です。
テーマは「顧客」。

『ジェイ・エイブラハムが最初に私に教えてくれたことは、
 顧客の大切さだった。
 それは、ほとんどのビジネスが謳う、生ぬるくて曖昧な「大切さ」などではない。
 ジェイの言う顧客の大切さとは、ビジネス成長と収益性アップの鍵となるのは、 新規の顧客ではなく既存の顧客であるという、力強い実感である。』

「あなたの会社の売上を上げる一番簡単な方法」として、

次の3つの方法を紹介しています。
一つ目は、フォローをすること。
二つ目は、フォローをすること。
三つ目は、フォローをすること。

「あなたの最大の資産は顧客だ」というこのアドバイスとは裏腹に、それを実践する経営者の数は極めて少ない、と言います。

『既存の顧客ベースの持つポテンシャルを最大化できる
 ビジネスオーナーはなかなか存在しない。
 事実、既存の顧客に対するマーケティングになると、
 今までのやり方を頑なに通そうとするビジネスオーナーは多い。
 その頑固さはもはや盲目的といってもいいだろう。
 既存の顧客ベースを対象に再販売をするようにと執拗に迫った。
 そうすることによって彼は、私たちの最大の資産である顧客の価値を、 図らずとも最大化するマーケティングプランを私に採用するよう仕向けてくれたのだ。』

一般に、新規顧客の獲得コストは、既存顧客維持の6~10倍かかると言われます。

ビジネス成長と収益性アップの鍵となるのが、既存の顧客であるというのは、経済合理性から見ても明らかなのですが、既存客のフォローを行わない方が多いのは、その理由について分かっていないからでしょう。

「ビジネスとは、関係作りである」。

ジェームス・スキナーがよく言うことですが、
これを理解するためには、通常の人間関係を考えてみると分かりやすいでしょう。

アナタご自身と、誰か周りの大切な方1人との人間関係を考えてみてください。
伴侶、恋人、友人、同僚、上司、部下・・・
どなたでも結構ですが、血縁関係ではない方でお願いします。
その方と、今の関係にまで仲良くなるために、
どれだけの時間がかかりましたか?
どれだけ与えたり、与えられたり、コミュニケーションを取ったりしてきましたか?
場合によっては、投資もしているでしょう。

そうです。関係性とは、思いや時間、労力や努力、コストをかけて培っていくものです。

そうしてできた信頼があるからこそ、頼みごとを快く引き受けたり、助けてあげたいと思ったり、普通の人に頼めないことを相談できたりするのです。

これは企業とお客様との関係についても同様です。
新規のお客様と、今の既存のお客様と同じ程度の関係性を築くまでには、それなりのステップが必要なのです。

その信頼の土台があるかないかで、どれだけコストが変わってくるか。
これは容易に理解できることです。

アナタが今のお客様と関係が築けているのは、アナタがしっかりとお客様に貢献された結果であることに自身をお持ちになって、
また、これまで見守って頂いたお客様に、感謝の気持ちをこめて、また新たな貢献をするために、今すぐ、既存顧客にフォローをしてください。

「戦略こそ、最も生産性が高いものだ。戦略を実行するだけで、今まで大金をはたいて入手してきたどのマーケティングコースよりも大きな成果を得ることが出来るだろう。」

というように、必要であれば、そのための戦略は、あなたのビジネスに最も即効性の高い結果を与えてくれることでしょう。