今年もいろいろ本格的ボディビルシーズンの幕開けです。
先週7/6に行われた神奈川大会取材のため、湘南台文化センターに行ってまいりました。
神奈川大会は昨年、思いもよらず福田博一選手が出現したことにより、地方大会にも関わらず、私の中ではもっとも印象に残る大会でありました。
そして、その福田選手がゲストポーズを行うということで、非常に楽しみに会場にむかいました。
神奈川大会は、神奈川オープン、神奈川クラス別、神奈川オーバーオールを毎年、同日・同会場にておこなう盛大な大会です。
神奈川オープンより始まったコンテスト、何気にパンフレットを見て、目を疑いました。
神奈川オープン・ミスターの部参加者の中に13歳の選手(相澤隼人選手)がエントリーされているではありませんか。
最初は単なるミスプリントかと思っていたのですが、ステージ上に立つそのあどけない表情の選手を見て、ミスプリントではない事がわかりました。
13歳というと中学1年生でしょうか?
写真を見ておわかりの通り、身体はすでにある程度できています。広背筋の広がり、三角筋、上腕部、腹筋などは、一般コンテストでも十分戦えるほどです。
また、臆することのないそのステージング…すべてが驚きの連続でした。
結果的には10人ピックアップの決勝には進めませんでしたが、見事に一時ピックアップはクリアしました。
全国的にみても13歳でのボディビルコンテスト参戦は聞いたことがありません。
今後、継続して日本を代表するトップビルダーに成長していただきたいものです。
ということで、今年の神奈川大会の一番印象に残ったのは相澤隼人選手でした。
神奈川オーバーオールでは、ここ数年2位に甘んじていた、原哲也選手がついに栄冠を勝ち取ることができました。原選手は日本クラシックや社会人大会でも優勝経験を持つ実力者ですが、神奈川のトップを獲得するまでには本当に苦労されましたので、喜びもひとしおではないでしょうか。おめでとうございます。
そして、最後に福田博一選手のゲストポーズ。
会場後方からのジーンズにキャップといった粋な姿で現れ、客席の合間を練り歩くというパフォーマンスで大成功のゲストでした。
身体の方はもう、唖然とするほどの凄さ。
今年は東日本大会と全日本大会に絞っての参戦となるとのこと。
昨年よりもさらにパワーアップした姿を見ると、相当な期待ができます。
みなさん楽しみにしていてください。