各クラス、非常にレベルが高く見応えのある大会でした。
話題はたくさんあるのですが、個人的に最も興味を抱いていたのが75kg級、昨年度ミスター東京の覇者・大原陽一郎選手と本年度ミスター神奈川の覇者・福田博一選手の対決です。有り余るバルクで押しまくる福田選手はまさに今大会の台風の目です。
2週間前に大原選手にお会いした時に、驚異的なバルクである福田選手の存在を事前にお知らせしていました。大原選手にはかなりのプレッシャーをかける事になり、申し訳無かったですが、逆境に対して奮起する大原選手のお人柄を知っているだけに、結果的には良かったと思います。
昨年のこの大会、大原選手は予選落ちという屈辱を味わい、そこから奮起し1ヵ月後の東京大会では、過去最高の仕上がりで見事東京のタイトルと獲得しました。
そして今大会では、大型台風の福田選手を阻止し見事、優勝を勝ち取りました。
福田選手も今回は準優勝となりましたが、今回の豪華メンバーの中でもダントツのバルクの持ち主であることは証明されました。さらに磨きをかけてミスター日本で活躍されることをご期待いたします。
