自分の軸を持つこと、とても大切だと思いますが


以前の私は、感情では怒っても泣いても喜んでも、それはブレまくりで


私の中には、ぶれない確かな土台・軸ってないなぁ、


こんな自分を大切にするってどういうことかな・・・って


本当にわかりませんでした。



「誰か正解を教えて~」って、


わけのわからない恐れから逃れようと彷徨っていましたあせる


その過去も今は宝物になっていますが・・・



セミナーや本や、読者登録させて頂いているブログから、今も、


心への関心は尽きないから、いっぱい楽しく学ばせて貰っています。



心理学・自己啓発・スピリチュアル・宗教観、色々なジャンルがありますが


全て栄養にしながら


今まで、自身を縛る思い込みを解放して、解放して


「べき」ばかりで、「したい」が麻痺していた私が、


一番初めに感じた“感情”は、「イヤ」という感情でした。



違う、イヤだ、ここにいたくない、という場所から(感情でなく熟考を重ねた上で)去ったり、


去れないならただ、良い環境にするため努力したり、


フラットに、もちろん感情的にならずに、イヤなことはイヤと言えるようになりました。



すると、次に、純粋に「好き」が見えて、自分の軸がわかってきて


・・・これだけ書くと、そんな心の自由って、とてもいいことばかりに聞こえると思うのですが


勇気も要るし、離れていく人もいるだろうし、嫌われる確立も増えるかもしれません。


ブロックって、うまくやっていこうと、そんなリスクを避けて、選んで作ったブロックなのですから・・・


手放すと、単純に、ちょっとまずい・・・ですよね。



でも、ブロックから解放されたら、前よりは、「まあいっか」と思えるわけです(笑)


思いがけず、だいたいの方が、ありのままの私を受け入れて下さり、



飾ったり、強がったり、変に気を遣ったりすることをしなくなって



すごく楽になって幸せが流れ込んでくるようになって、



どんどん自分というものの土台が見えてきました。



土台は作るのではなくて、ちゃんと自身の中にあったのに



わからなくなっていただけだったんです。



でも、「自分の好きなこと、行きたい方向はわかったけど、やっぱり怖い」となった時期もあります。


その時は、行きたい方向がわかっただけでも、ラッキーと思って、じっとしています。


自分に強制は、やめました。


その点で、ブレなくなりました。




私はインストラクターをしていますが


「薦める」「教える」ことをするより、


本当は、「共有できる」ことが好きで、幸せで、望み、なんです。


だから、インストラクターより、


仲間がいる受講生の立場の方が、本当は向いている気がします(笑)


受講生さまの方が私より感覚が優れているし、私の学びになります。



でも、私が知っていることを、感じたことを、素敵な人にお伝えして


「答えも宝も、クライアントさま、受講生さまの中にある」ことを実感して頂ける、



この「ありのままの自分の力を信じる、自立の喜び」を共有したい思いが、


私にとっての、インストラクターとしての幸福で、原動力なんだなぁって最近気付きました。




過去にコーチングの勉強を始めて知った、


著書「鏡の法則」で有名なコーチの野口嘉則さん、


対人恐怖症を克服された、優しい強さがある、私の大好きな方です。



先日、本を出されたので、早速購入しました。




「これでいい」と心から思える生き方/サンマーク出版

¥1,785
Amazon.co.jp


自分らしさ、土台、に気付いていくための過程、



「べき」から解放される、イヤという感情の大切さ、


これを我慢したり、爆発させたり、遠まわしにいやみを言ったりしないで


アサーティブなコミュニケーションをとる事例がとてもわかりやすく、


最近読んだ本の中で一番、共感出来たので


ぜひ皆さんに、紹介したいと思いました。



本で提案されているのは、


悩みや迷いが全く消えてしまうような生き方ではありません。


悩みや迷いを抱えていても、思い通りにならないことがあっても


辛いことや悲しいことがあっても


どんな時も自分の人生を「これでいい」と受け入れて


今この瞬間を自分らしく輝いて生きる生き方。



自分以外の何者にも「振り回されない」生き方、


私が養成講座やセッションを通してお伝えしてきたこと


クライアントさまが実感して下さるご感想で一番多い心の状態、


ほんものの「悟り(という言葉は使っておられませんが)」、


「フラットな生き方」が、


優しくわかりやすく集約されていて、感動しました。


お時間がある時にでも、良かったら、読んでみて下さいブーケ1