

目下の目玉はこれです。
3月はお茶会や個人セッション、養成講座は通常通りの予定ですが、それ以外はこれに全力集中するしかありません。今の私にとって大きな大きな演目です。
◆通常私は演奏にまつわることをこちらのブログに載せないことにしているのですが、今日は特別
宣伝(はしたいですが、もちろん)が主目的ではなく
自分を知っている人たちとの輪の外に出て行くと、痛感することがある
それを今日は書きたいと思ったからです。
◆人と動物を分けるのは
主体的または客観的に芸術を楽しむかどうか。
…実際の生活はどうでしょうか?
オペラやクラシック音楽のコンサートに限らず
ミュージカルでもお芝居でも、ダンスなどのショーでも
ジャズやロック、ポップスのライブ
美術館や博物館の展覧会に
楽しみたい人が、お仕事帰りに
いつでも行きたいときに行きたいだけ
気楽に楽しみに行ける
旅行好きな方だったら
長期の旅行に好きな時に行ける
それで家庭生活にも仕事にも何の支障もない
そういう生活が当たり前の世の中でしょうか?
それを当たり前に実現するには、強い意志の力だったり
なんらかの犠牲が必要だったりしませんか?
◆マインドブロックバスターの技法を使って実現したいのは
心のブロックを解除して
したいと思うことを自由にできる社会
アーティストが自由に表現活動ができる
アートを楽しみたい人がいつでも気軽に楽しめる
そういう世界。
◆実際は
個人で仕事をされている方たちと会って自己紹介したりすると
音楽とマインドブロックバスターどっちかだったらどっちをとるの?
とか聞かれたりするわけです。
つまりそういうのは
どっちか一つじゃないの?という問いかけです。
よく考えれば
どっちもプロで、片方が純粋な楽しみという風には見えないからかもしれないですが
◆私が自分を引き寄せ人間だというのは
音大に行くだけで家一軒建つ、といわれる学費を
棚からぼたもちで自分で用意して(文字通り降ってきたようなもので、宝くじすら買ってません)
そのまま今までほとんど音楽以外のことをせず
大学院に入った8年前からは3週間前後の短期ベースでも
年に一度は海外に勉強に行く(学生時代は春夏冬と長期休暇ごとに行ってました)
大学以外にも、研修所やレッスンに毎週通う
語学学校はフランス語、ドイツ語、イタリア語とそれぞれ3年以上通い
ドイツとイタリアは語学留学
莫大な額を投資してきたと思います。
収支が黒字にならなければ仕事でないと言われたら
オリンピックを目指す選手たちも
音楽家も
他のあらゆる舞台人も
目的のパフォーマンスそのものでは黒字転換にすることはできていません。
これらは現時点では、そういう道であるようです。
◆音大に入った時点で20代ですらなかった私が
身の丈に合った範囲でも
音楽家の登竜門といわれる場で何年も演奏する機会を頂いたり
国際コンクールで入賞して、リサイタルを開いていただいたり
負担の少ない状態でコンサート活動やオペラに出て行ける
音大に入るまでも大変なことですが、その後も今まで続いているのもすごいことかもしれません。
◆細々だったらこのままでもやっていけるかもしれないけれど
思いっ切りやりたいなら
本質的な意味で音楽が実現するものを
舞台以外でも人の役に立てることを提供していく
人の心の健康のためになり、活動することが自分の健康のためになり
社会に貢献できることを仕事にする。
と思っただけのことなのですが
◆世の多くの人々は
舞台芸術に携わる人たちは
ものすごいお金持ちで湯水のようにあるものでやっているとか
経済的に厳しい状況で、昼夜働きながら苦労して続けるという
両極のどちらかでないと納得されないのかな…
もしくは好きなことのために、仕事は我慢してやっているとか。
2つ持つ大変さは自分が今まさに痛感していることですが
自分の状況は今まで挙げたどれでもないです。
◆歌っていくことは好きだし
大切な仲間に恵まれ
理解して応援してくれる人がいて
頑張れる環境にある
マインドブロックバスターは自分のメンタルトレーニングで始まったことで
それを求める方に出会っていく努力をする
その中でジャンルを問わず精神性を成長させる出来事や
仲間と出会っている
(久々に仕事をするという意味で)ペース配分や立ち上げに苦労している部分はありますが
どっちかを我慢してやっているとか
そういうものでは全然ありません。
◆元々普通では起きないようないろんなものを引き寄せてきて
やりたいことも、行きたい道も、必要な人も
そこに至る物理的な手段も引き寄せて
今すでにそれが当たり前になってしまっています。
そういうことが誰でも同じようにできる、メンタルにも日常にも生かせる技法に出会って
自分だけに留めずに外に出していこうとすると
湯水のように消費する人か
極貧でも苦労して続けていく人か
どちらかであることを期待されるこの矛盾。
◆私は元々そのどちらでもないので
お伝えしても無駄なところには伝えするのを止めようかと思うこともあります。止めないですけど。
少なくともそういう人の中には行かない
そうは思うけれど
まず自ら実証していかないと説得力がないというか
バスターになる前にかなりいろんなことを実現してしまったので変化が少ないような(実はそうでもなくて、変化は起きている、というのはまた後日上げます)
しかしまだまだ想像もしていなかった事がやってきそうで
楽しみは続く♪

