昵懇（じっこん）の間柄 忸怩（じくじ）たる思い
喫緊（きっきん）の課題 慙愧（ざんぎ）に堪えません
就中（なかんづく） 忖度（そんたく） 吝か（やぶさか）ではない
序で（ついで）に 微塵（みじん）も感じません
些か（いささか） 徐に（おもむろに） 唆す（そそのかす）
場所柄を弁える（わきまえる） 逼迫（ひっぱく）する
螺子（ねじ）巻き 繙く（ひもとく） 動も（ややも）すれば
設える（しつらえる） 謙る（へりくだる） 退っ引き（のっぴき）ならない
役に立つか立たないかはわからない
ただ知っている それだけで ちょっといばれたりするのです
偏に（ひとえに） 草臥れる（くたびれる） 杓文字（しゃもじ） 杜撰（ずさん）
予て（かねて）より 阿る（おもねる） 慮る（おもんぱかる）
斥ける（しりぞける） 孑孑（ぼうふら） 蝶番（ちょうつがい）
素見し（ひやかし） 玉蜀黍（とうもろこし） 詳らか（つまびらか）
烏滸がましい（おこがましい） 約しい（つましい） 信天翁（あほうどり）
悴む（かじかむ） 芥子粒（けしつぶ） 窘める（たしなめる）
• 昵懇（じっこん） - 親密で心が通じ合っていること
• 忸怩（じくじ）たる思い - 恥じ入るような気持ち
• 喫緊（きっきん）の課題 - 緊急を要する問題
• 慙愧（ざんぎ）に堪えない - 深く恥じていることに耐えられない
• 就中（なかんづく） - とりわけ、特に
• 忖度（そんたく） - 他人の心を推し量ること
• 吝か（やぶさか）ではない - 気が進まないわけではない
• 序で（ついで）に - ついでに、その際に
• 微塵（みじん）も感じない - 少しも感じない
• 些か（いささか） - 少し
• 徐に（おもむろに） - ゆっくりと
• 唆す（そそのかす） - そそのかして動かす
• 場所柄を弁える（わきまえる） - 場所の状況を理解して行動する
• 逼迫（ひっぱく）する - 迫り来る、圧迫する
• 螺子（ねじ）巻き - ねじを巻くように厳しくする
• 繙く（ひもとく） - 解き明かす
• 動も（ややも）すれば - 少しでも動けば
• 設える（しつらえる） - 用意する、整える
• 謙る（へりくだる） - 謙虚にする
• 退っ引き（のっぴき）ならない - 避けられない
• 偏に（ひとえに） - ただ一つ、主に
• 草臥れる（くたびれる） - 疲れ果てる
• 杓文字（しゃもじ） - しゃもじ
• 杜撰（ずさん） - いい加減、手抜き
• 予て（かねて）より - 前もって
• 阿る（おもねる） - ごますりする
• 慮る（おもんぱかる） - 思いやる
• 斥ける（しりぞける） - 追い払う
• 孑孑（ぼうふら） - 蚊の幼虫
• 蝶番（ちょうつがい） - ドアなどの開閉に使う金具
• 素見し（ひやかし） - 見て楽しむ
• 玉蜀黍（とうもろこし） - トウモロコシ
• 詳らか（つまびらか） - はっきりしている
• 烏滸がましい（おこがましい） - 出しゃばっている
• 約しい（つましい） - 貧しい、みすぼらしい
• 信天翁（あほうどり） - アホウドリ
• 悴む（かじかむ） - 寒さで手足が冷えて動かなくなる
• 芥子粒（けしつぶ） - ケシの種
• 窘める（たしなめる） - 戒める、注意する