ルールの変化 | まずは、切り返し。

ルールの変化

剣道でも、ルール改正が行われることがあります。

自分の子どもの頃から、どんなことが変わったかというと…

一、つばぜり合いに関して、
昔は、「注意」というものがありました。
注意二回で「反則」一回というルールでした。
これが、即反則になったり、「分かれ」が出来たりして、今に至ります。

二、開始線ができた。
「はじめ」で蹲踞から跳んで打つ選手が多くいたため、
それは本来の剣道ではないだろう、と開始線ができたのだったと記憶しています。
…まぁ、最近は開始線があってもやる選手が高校生とかに増えているとか…
いわゆる「はじメン」ですね。
構えて、攻め合いから崩して打つのが剣道の本筋なんですが、
やっぱり勝ちたいと思うと、ルール内でなんとかしようとしてしまうんでしょうね。
とは言え、打たれれば入ってしまうこともあります。
打たれる側も、「始め」がかかったら、油断しないというのは必要でしょうね。

三、胸突きルール。
昔は、上段に慣れていない人が多かったこともあり、
安易に上段を選択する人もいたようです。
そこで、その優位性を相殺するために、
「上段、または二刀相手の場合は、胸部(胴の飾光部分)への突きも、
有効打突とする」
というルールがありました。
実際、これで上段の敗退が多くなったみたいですね。
平成七年に廃止になりました。
個人的には、時期的に、あんまり恩恵は受けていないなぁ…σ(^_^;)