【観るべし!な名作映画についてネタばらし皆無で長々と書きたい我である】
もう‥‥‥感謝した!
ありがとう!と、エンドクレジット終わった後に手を合わせた!
考えること多し――な作品だった!
クロエ・ジャオ監督‥‥‥映画史に残る作品作っちゃった! 新たな宇宙創造神話作っちゃった!
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作(26作目かな?)『エターナルズ』の監督に抜擢されたのが、中国人で若手で女性の監督――だったんだけど、それ聞いたとき、どゆこと? と思わずにいられなかった。
観てないけど、評価の高かった彼女の前作『ノマドランド』って、ドキュメンタリータッチなんでしょ? まるで映画じゃないみたいなんでしょ? その前が、カウボーイの同性愛もの? 観てないけど?
MCUってば、コテコテの大予算ハリウッド・エンターテイメント・SFシリーズじゃないですか? なにをトチくるった人選してるわけ? 大作なんか撮れるの?
――と思っていたら、英語の小さな記事だったと思うけど、こんな続報があって、ちょっと期待して公開を待っていた。
なんでも最近のハリウッド大作はさ、プロデューサーから声をかけられた監督がさ、その企画を〝どんな映画にしたいか〟を、イメージボードとかまで作って、プレゼンするのだとか。
で、クロエ・ジャオさんのプレゼンしたものが、それはそれは魅力的だった → よって大抜擢となった――的なことが書かれてあった。
ふううん‥‥‥ではないですか?
なんせ、あの!だよ、あの!『アベンジャーズ』の『インフィニティー・ウォー』と『エンドゲーム』の後だよ? 世界興収歴代一位の座を『アバター』から奪っちゃった、アクの強いドタバタアクションやりつくしシリーズのさ、その一応の暴れまくってがっちり閉まった大団円作品のさ、その後にさ、依然として〝私が作りたいイメージ〟を持っている――というわけなのだから‥‥‥
こりゃあ‥‥‥もしかしたらすごい監督なのかもしれないぞ‥‥‥
すごい新しい作品を作っちまうのかもしれないぞ‥‥‥
――と思わずにはいられないでしょう? 僕ならずとも? うふふ?
で、ハードル上がったまま観てみましたら――と、ようやく本題?
なんと‥‥‥おお‥‥‥オーソドックスな映画なのだよ。 奇をてらったり、新しいことをしようと派手に意気込んでみたり――が、まったくない、だから〝オーソドックス〟な玄人監督な語り口なんだ。
つまり、ちゃんとした〝映画〟なんだ。骨太の。だから安心して観ていられるのだ。
(注:アクションはすごいぞ! 書かないけど!)
で、観ながら‥‥‥なにかが胸に湧いてきた‥‥‥ああ‥‥‥『七人の侍』だ‥‥‥って。
プロットが似ているとか、そういうことではない。(設定の骨子は、まぁ、似ているけどね)
ああ‥‥‥これは‥‥‥〝映画の教科書〟と呼ばれる、あの名高い黒沢作品の〝面白さ〟に通ずるものがあるな――って。
なぜ黒沢作品が面白いか――その〝仕組み〟が、画面から匂ってくる気がしたのだ。
クロエ・ジャオ『エターナルズ』はね、キャスティングが〝地味目の俳優たち〟なんだね、まったく〝スーパーヒーロー〟らしくない。
だけどその、それぞれの役柄に、それぞれの役者たちが〝やりがいのある〟と思うようなキャラが与えられていたり、〝演じがいのある〟多様なシーンがふんだんに組み込まれてたりする。最初から最後までね。
それは『七人』も同じだったと思う。
だから、『エターナルズ』も、地味目俳優たちが、シーンを経るごとに、重ねるごとに、とてもすばらしい〝顔〟になって、〝存在〟していくのである。
これは、クロエ・ジャオ監督の、〝俳優たちへの愛情〟なのだと思いました。そしてそれは、個々のキャラの衣装や、戦闘服(?)のディテールなんかにも見て取ることができる。
(黒沢監督は、俳優たちを、〝自分の作品への愛情〟のために酷使していたのかもしれないですけれどね)
たとえばアンジェリーナ・ジョリーがさ、まぁメインキャラの中では一番の〝大物俳優〟ですけど、なんで今さらヒーローもの?――と思うでしょ? アクションなんてやり尽くした感のある彼女が?――と。
だけど、やがてわかる。そんな彼女が〝やってみたい〟と思うだけの、複雑なキャラになっているのだ。そして、彼女の演技が、アクションも、その分、新鮮で、とても熱のこもった、いいものになっているのだ。
役者たちの名演技を引っ張り出すことに全力を注ぐ――このことこそが、クロエ・ジャオという監督の、監督手法であり、天賦の才なのかもしれない‥‥‥。
そして、クロエ・ジャオ監督、とてもよく勉強している。よくわかる。文化も宗教も生活も、もう、人間が原初的に抱える大命題に立ち向かえるほどに、いっぱい勉強している。
映画を観つづけさせるものって、飽きさせない要素って、画面で展開される〝真実の追及〟であって、〝真理の探究〟なのだな――ということが、よくわかりました。
それは映画に限ったことじゃないから、僕も勉強になりました。はい。
だから、感謝なのです! クロエ・ジャオ監督、ありがとう!
中国の人が、今、こういう作品を作って、しかも中国へのオマージュ的なものは全く見られなくって、〝世界市民〟のような立ち位置にいるらしく感じられることが、とても心地よかった。
「真実は彼らを自由にするわ」 なんてセリフもね、好きよ。![]()
英語でなんだろう? The truth will set them free.かしら? 聖書にあったな‥‥‥?
とにかく! 『156分世界一周、7000年前から現代まで』みたいな、壮大で気持ちのいい、人間存在を問い直す、骨太の作品です!
日本語吹き替え版を観るしかなかったけど、なかなか良かった。アンジーの声聞くために英語で観るのが楽しみになったから、それもまた、よし!
全部よし! A OK!
花◎!![]()
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割り込み映画レビューでした!
Thanks for reading!
そんなこんなの!
日本人が英語をしゃべるために役立つココロを面白おかしく書いてあるのが
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See you later!
©2021 MAZKIYO


