最近、高齢者の方や体の不自由な方がインターネットを使って○○がしたいから、どうしたらよいか?
というご相談をよく賜ります。
お嫁に来た頃、旦那の実家によく遊びに行き、そこに住むおばちゃん、おじちゃんとお話する機会がたんとありました。
20代のころの私ですから、おばちゃんたちとは、きっと今の私の年齢ぐらいの人達やったんやと思います。
田舎の商店街で、2世帯3世帯同居が当たり前のところでした。
お水が美味しいからだと姑は言っていましたが、80歳90歳の元気なお年寄りが沢山いました。
しかし、その年寄りがふっと外に出なくなると、近所では、バーちゃんの部屋に鍵をかけて出れられないようにしている。
料理好きだったバーちゃんなのに、火が危ないし火事になったら困るから台所立たんようにしとる。
など、
いったい、ばーちゃんは何を思って、何をして一日暮らしているのだろう、今が昼なのか夜なのかわかっているのかしら?
とそんなことを思いながらおばちゃんたちが近所の話をしているのを聞いていました。
一人のおばちゃんががいなくなると残った人たちで「あそこんちぃ~~」と
若い私は
絶対!ぜ~~~~~ったい、この町にはすまないぞ!同居なんて絶対せんぞ!
と思ったのものです。
ばーちゃんは何を思って、何をして一日暮らしているんだろう?
そう、ばーちゃんたちも、何かを思って、何かを感じて生きているんです。死ぬ日まで。
なのに、外の世界と完全に遮断して、人と交わらなくてもかまわないだろうという扱いは人としてどうなの?と思いました。
だけど、おばちゃんたちも日々ばーちゃんをずっと見ているわけにもいかず、我が子のために仕事もしなくちゃいけないし、八方塞がりなわけです。
今ならわかります。
ばーちゃんたちは、外のことを知りたくなかったのだろうか?
今世の中がどうなっているのか知りたくなかったのだろうか?
外の人達と話をしたくなかったのだろうか?
テレビが当たり前になり、携帯電話を持った私たちが将来どこかの部屋に閉じ込められて昼なのか夜なのかわからない暮らしができるだろうか?
そんな生きているか死んでいるかわからない毎日を暮らすならどこか施設に入れて欲しい。とも思う。
若い世代にけっして迷惑はかけたくない。できるなら死ぬまで自分の事は自分でできていたいし、若い者の言うことをそうかそうかと優しくうなづいていられる。そんな年寄りになりたいと思う。
誰かの力をかりないと外に出れなくなった時、それでも外の世界の事を知り、外の世界の人と話ができる手段。しかも安価で。
それが、インターネットの世界であり、
パソコンのようにネット以外の操作を覚えなくてもいいiPadは、パソコンをまったく触ったこともない人が簡単にインターネットの世界に入ってこれる画期的な端末だと思う。
きんのは、自宅のパソコンはデスクトップで教室に持ってくることができず、出張講習をお願いされたが、時間的に困難。という方にiPadを納めてきました。
ご自宅のパソコンとiPadを連携させて、iPadを持って教室に来ていただければ、ご自宅のパソコンのわからないこと、設定などを教室からご自身のiPadを使って遠隔操作ができる。
という
設定をしてきました。
以前も書きましたがパソコンやスマホなど身内に教えるのは大変です。
だけど、教室に通ってもすぐに忘れてしまう。
そんな、方にまるまる面倒みましょう!アポジラで!!
ということをやりたく。第1号として試させていただくことになりました。
お客様とその家族が安心してパソコンや、スマホを使える社会に。
その第一歩がとうとう動き出しました。
動けるうちは教室にどんどん来てもらい、家で困ったことがあったら遠隔で見ることができる。そうやって、少しでも若いうちから慣れていただき、一生インターネットを有効活用できる人になっていただく。
自立した生活に一役かえると信じて、前に前に。



