ロボットヒロイン大好き! -4ページ目

ロボットヒロイン大好き!

ロボットアニメに登場したヒロイン話を中心に、いろいろな事を書き散らかしていきたいと思います。

根性ある? ブログネタ:根性ある? 参加中


ロボットヒロイン大好き!-a1

Pic by 海斗ミオさん


ある冬の晴れた日。
マジンガーZに乗った甲児は必死で操作を覚えようと特訓中。
先生役のさやかはアフロダイAに乗ってその様子を眺めている。
「こら!おい待て!止まるんだよ!」
一向にコツがつかめず悪戦苦闘しているZの姿を見てくすっと笑うアフロダイ。
「おい、笑うなんてひどいぜ。こっちは慣れてないんだよ。手を貸してくれよ。うわっ!」
突然片手を上げ、右足を軸に回転し始めるZ。
「あらあら…これじゃ目が回っちゃうでしょ?」
コクピットであきれた表情のさやか。
「わかってたらなんとかしてくれよ!」
もちろん必死の甲児はそんなことには気づかない。
「本当にもう…世話が焼けるんだから。右の白いボタンを押して」
「白いボタン?これか…それっ」
非常停止用ボタンを押し、なんとかストップ。


くらっとよろめくZを後ろからアフロダイが抱きとめる。
Zを立たせて向かい合うアフロダイ。
「もーっ…しっかりしてよね、甲児くん。アフロダイには武器がないからZだけが頼りなのよ」
フード越しにさやかがお説教。
『ちっ、うるせーな。わかってるんだよ、そんなことぐらい…』
Zに乗ってまだ数日。
バイクとは勝手が違って戸惑うことばかりだ。
『ちぇっ・・・もう少し優しくしてくれよな・・・まったく』
心の中で舌打ちしたとたん・・・
「何か言った?不満たっぷりの顔して」
図星を突かれ、ぎょっとする甲児。
「い、いや、そ、そんなこと…思ってないぜ…」
「ふ~ん…」
と、その時。光子力研究所から通信が入る。
「甲児くん、さやか。機械獣が接近中だ。今すぐ戻ってくれ!」
「わかったわ、お父様!」
駆け出すアフロダイ。
その後ろをよろよろとついていくZ。


(続く)







世界一の美女は誰? ブログネタ:世界一の美女は誰? 参加中

ロボットヒロイン大好き!-blue

Pic & Inspired by 海斗ミオさん


真っ青な冬の空。白い雲がゆっくりと流れていく。
そんな平和な情景の中、ひび割れた高層ビルにもたれかかる巨大な美女。
「ふーっ、なんとか片付いたわね…」
機械獣との戦いに勝利し、一息つくダイアナンAだ。


ダイアナンAに乗り換えてから、なんとか機械獣に対抗できるようになった。
同時に二体の機械獣が現れることも多くなったため、今日のように単独で出撃することも増えた。
強いロボットに乗って活躍する夢がかなったさやかだが、複雑な思いが胸に。
離れて戦う甲児に想いを馳せる回数が増えていったのだ。
「甲児くん、大丈夫かしら…」
今日もマジンガーZは研究所でもう一体の敵を迎え撃っている。


と、その時。
『さやかさん、大丈夫か!?』
荒い息を弾ませた甲児から通信が入る。
「ええ、さっきやっつけたわ。そちらはどう?」
『よかったな。こっちも今終わったぜ』
(本当によかった…)
パートナーの無事にほっと胸をなでおろす。


「じゃあ今から帰るわ。帰ったら晩ごはんよ」
『ああ、急いで頼むぜ。腹がグーグー鳴ってるぜ』
「もーっ、甲児くんったら。もう少し我慢しててね」
研究所に帰還するダイアナン。
そんな彼女を冬の日差しが微笑むように照らしていた。


【END】


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冷え性、便秘、肩凝り、1番解消したいのは? ブログネタ:冷え性、便秘、肩凝り、1番解消したいのは? 参加中


ずいぶん長い間更新していませんでしたが、皆さんお元気ですか?わたしはなんだかバタバタしていましたが、やっと落ち着きつつあります。で、久々に自分のブログをじっくり確認したみたら、久々に愉快なコメントが。

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http://ameblo.jp/mazingerangel/entry-10010461813.html


22 ■今年は


あんまトラブル起こすなよ?

【アメーバピグより】ちょっといい話おしえて! ブログネタ:【アメーバピグより】ちょっといい話おしえて! 参加中


最近なにかとバタバタしていて放置気味だったこのブログ。やっと最近落ち着いてきて、更新する時間が取れるようになってきました。amさんからいただいたすばらしいイラストや投稿小説にも触発されています。

これからも二次創作やオリジナルストーリーを充実させていきたいと思ってますが、どうしてもパターンがマンネリ化してしまって悩ましいところです。そこで、ロボットヒロインに関するイラストを募集してみたいと思います。もちろんヒーローやロボットのイラストも大歓迎です。

『イラストを描いてやってもいい』という方がいらっしゃいましたらぜひよろしくお願いします~ いただいた絵にあわせて文章を付けさせていただきたいと思います。

なにとぞよろしくお願いします~




秋みつけた? ブログネタ:秋みつけた? 参加中

ロボットヒロイン大好き!-afu2
Pic by amさん


爆音とともにアフロダイAの両手両足が吹き飛んだ!
地面にころがるアフロダイA!!

さやか「ああ~ん!くやしい!!またやられた!」

あしゅら男爵「わはははは!どうだ弓さやか!こうなっては、手も足もでなかろう!」
さやか「これじゃ動けないわ・・・いったいどうしたら・・・」

そこへマジンガーZがやって来た。

甲児「おーい。さやかさーん。」
あしゅら男爵「来たなマジンガーZ!」
甲児「ああっ!さやかさん!大丈夫か!」
さやか「甲児くん!あたしの方は無事だけど・・・アフロダイAが・・」
甲児「ははは・・それじゃダルマさんじゃないか!」
さやか「まぁ!あたしが犠牲になって、敵の秘密兵器を発見してあげてるんじゃないの!」
甲児「ははは、悪い悪い、じゃ、すぐに仇をとってやるから待ってな。」
さやか「甲児くん!あの機械獣の目に気をつけてねー!」
甲児「サンキュー!さやかさん」
  「いくぜ機械獣!今度はマジンガーZがあいてだ!」
あしゅら男爵「それでは相手をさせてもらうぞ!やれ機械獣ダガンG3!」

あしゅら男爵の掛け声と同時にダガンG3の4つの目から、倒れているアフロダイAへ破壊光線が発射された!

甲児「さやかさん!危ない!」

アフロダイAをかばい破壊光線を浴びるマジンガーZ!!

甲児「うわーー!!この野郎!やりやがったな!」

振り向きざまに反撃に転じようとするマジンガーZ。

あしゅら男爵「おおっと!アフロダイAから離れることは許さんぞ!」

またしても、機械獣ダガンG3の目から動けないアフロダイAめがけて破壊光線が発射された!

甲児「さやかさん!危ない!!うわー!!」
さやか「甲児くん!!」
あしゅら男爵「わははは・・どうだ兜甲児!その破壊光線をよけることが出来るか!」
      「できまい!もしよけたらアフロダイAと中の小娘がどうなるか・・・わはははは・・」
さやか「甲児くん・・・・」
甲児「しまった!これが敵の作戦なんだ!」
  「マジンガーZは、動けないアフロダイAをかばって敵の破壊光線をあびつつけなけならないぞ!」
  「うわーーー!!!」
さやか「いやーん!甲児くん・・・甲児くんがあたしのためにやられるなんて・・・」
甲児「さやかさん!このままでは二人ともやられてしまう・・・・・」
  「ちょっと荒っぽいが、一瞬で決めてやるから、我慢してくれよな!」
  「マジンパワー!!」

マジンガーZは、マジンパワーの掛け声とともに、アフロダイAを空高く放り投げた!

さやか「きゃあーーー!!なにするのよ甲児くーーん!!」
あしゅら男爵「なにぃー!!」

あしゅら男爵と機械獣ダガンG3の注意が上空へ放り投げられたアフロダイAへと移った瞬間!

甲児「マジンガークラッシュ!!」

マジンパワー全開で放つアッパーカットが、一撃で機械獣ダガンG3を粉砕した!!

あしゅら男爵「うおおーーー!!やられたーーー!!」
さやか「きゃあああーーーーー!!!」
甲児「さやかさん!」

マジンガーZが上空から落下してくるアフロダイAをキャッチ!!

甲児は、すぐにパイルダーからアフロダイAの操縦席へ乗り移った。

甲児「さやかさん!大丈夫かしっかりするんだ!」
さやか「甲児くんが抱きとめてくれたから助かったわ・・・でもすごいショックだった・・・」

さやかは、甲児の腕の中で気を失った。

甲児「くそう、よくもさやかさんを利用したな・・・」
  「あしゅら男爵!次に会ったときは絶対にゆるさねー!」



おしまい