感情を味わう事は、とても大切な事で、
それを味わえて初めて多くの人の感情に触れることもできる。
ネガティブな感情を味わう事を避けてきた人は、
その感情を認めていいんだ！という安心感を得た時、
同じくポジティブな感情も味わえるようになる。
自分に対しての肯定感、
自己否定からの脱却の光が見える瞬間。
それでもまた、否定と肯定を行ったり来たりする。
心のクセ、というものはそう簡単には変わらない。
それは、私たち自信を小さい頃から守ってきて
守ることに成功してきた「定式」だから。
その定式は効果を発揮した後、
時代の流れとともに古くなっていって
役に立たなくなり、障害をきたす事もある。
その時、新しいものを用いることが出来るかどうか。
そこは、勇気にかかっている。
「勇気とは、幸福の異名である」
とはよく言ったもので
幸福、自分にとって最高の現実を現れ出していくには
その、勇気が絶妙に必要となる。
手放す、飛び込む、決める、
やってみる、信じて見る、あきらめる
幸福の前段階には、必ず決断があり
その中心の核をなすのが
信じる勇気。
それは、とりもなおさず
自分の人生を信じること。
自分と言う存在の輝きを信じること。
信という字が物語るように、
人が言ってくれて初めて信じることもできる。
しかし、人は鏡。
自分の前に現れ、
それを言ってくれるその言葉は
実は、自分自身が熱弁をふるっている。
ここに気をつけて、ここを信じて！
ここを取り戻して！ここを頑張って！
ここだよ、ポイントはここなんだよ～
私たちは相互に作用し合っている。
依存の時代でもなく、自立の時代でもない、
共存共栄の時代と言われる。
目の前の人を自分だと本気で思えた時、
その、相互作用の扉が開く。
本当の意味で、受け取り、与え、
そしてともにスパイラルとなって上昇する。
そんな本当の行ったり来たりが始まる。
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