「あ、モラルの神様始まるよ~!」
と、私が言うと娘が
「・・・・だから “マルモのおきて ” だってば!!」
(“モ”と“の”しか合ってない)
久々に
のほほんと見入ってしまうドラマ見ました。
5分に一回は笑いながらも
次の瞬間には
ティッシュで涙を拭いている。
そんな、心にじんわり沁み込む感じです
「マルモ」とは、死んでしまった親友の
子供たちを育てるサラリーマン。
そのマルモと子供たちとの奇妙な生活。
「マモル」を、その子供たちが
「マルモ」と呼ぶので
“マルモのおきて”なんだそうです。
そして、よくある相談役の
マスターチックな役には
世良公則さん。
これもまた、いい味。
柔らかくて、包み込むような、
それでもって、凄みと愛嬌が同居している。
その、世良さんのセリフ。
子育てって結局
見守る事しか出来ないんですよね。
信じてあげる事しか、出来ないんですよね。
本当にその通りです。
今日、数秘のセッションの中で
第一ピークという
トラウマの数字を解説しながら
親と子供の温度差のようなものを
改めて感じていました。
親は、一生懸命に子供を愛し
でも、子供の求めてる事とのギャップというものは
多かれ少なかれ発生します。
子供は、しかし
その差異をも一生懸命受け入れる。
生きるために。
そして、そこで感じた差異を埋めるために
命の鍵を握っている、親への対処の仕方を編み出すと
言えるのかもしれません。
それが、この世に生まれて初めて身につける
“生きるためのスキル”なのではないのかなと。
それは、ほとんど成功します。
生きていく上での雛型となる
自分だけのスキルです。
しかしそれは、それゆえに
見えないトラウマとなったりもします。
それほど強烈なんですね。
トラウマは、しかしあってしかるべきもので
そして、その処世術を手放してもいい時期は
必ず訪れます。
もう、そんなスキルは必要でないほどに
自分が強くたくましくなっていた事に気づいた時。
トラウマは、ある意味
生まれて来た証拠。
のようなものなのかもしれません!
数秘セッションを始めてから
この、条件付けと言われる概念を
とてもポジティブに捉えられるようになりました。
そこには自分の心の声を聞き
身体の声を聞くヒントが
ふんだんに隠れているからなんです♪
親は、そして
自らもトラウマを経験しながら
無条件の愛を学んでいきます。
「信じてもらえる事」
なんだか、ありきたりな言葉ですが
これこそ、本当は
子供が一番欲しがっている
否、誰もが一番欲しがっている
愛の形なのかもしれませんね。