
(片足ブーツ脱げちゃってたんだね笑っ)
あなたとお子さんが今日のこの瞬間まで
共に過ごしてきた時間を振り返ってみてください。
きっと沢山の心温まる思い出が出てくることでしょう。
その中でも、一番最初にあなたとお子さんの間にうまれた
「感動」はどんな瞬間でしたか?
その感動の瞬間のことを、ミラクルポイントといいます。
このミラクルポイントは意識していなければ、時が経つにつれ、忘れてしまうようになっています。
わたしたち人間は忘れる生き物ですから。
ミラクルポイントを忘れるとどうなるのかというと、相手との関係性が当たり前になり、次第に「欠けていること」「不足しているもの」に目が向くようになります。
人間関係における問題のすべての根っこにあるのはその人との「慣れ」です。
図々しいほどの当たり前感です。
そんな慣れきった当たり前の相手に対して、あなたが求めるレベルも、知らぬうちにエスカレートしていってるものなんです。
そして、「わたしの期待通りの振る舞いじゃない!!」と目の前の相手(今回だと子供)に怒りを感じるようになります
「元気に生まれてきてくれたら、それだけでいい。それ以上は何も望まない。」
そんな風に思っていたはずが
気づけば、お受験戦争で血眼になっている親たち。
元気で生きていることが「当たり前」になっているなら、アレもコレもコントロールして、親自身のエゴを満たそうとするんです。
(あなたがアンパンマンで喜ぶ姿を、ママはあとどれだけの時間見せてもらえるのかなぁ。)
あ。ここから私のミラクルポイントを長文で書こうとおもいます。
重要なポイントは、だいたい書いたから、感覚的に掴めた人は読み終えて、子供との時間を深めてくださいね。
では、わたしのずっと変わらない大切なミラクルポイント。
今でもはっきりと脳裏にやきついているのですが
夜に出産したので、出産後はそのまま別室で母子別に過ごし
次の日の朝の授乳タイムのときにミラクルポイントは訪れました。
わたしはほとんど母乳がでませんでした。
出ても水滴程度で、この量では
到底生まれてきた子供のお腹を満たすことはできませんでした。
でも、「初乳をあげると免疫が高まるよ(とかそんな話だったかな)」と
知人から出産前に聞いていたのもあって、
「粉ミルクじゃなくて最初は初乳をあげたい!!」って
当時はすごいこだわっていたです。
でもそんな想いとは裏腹に
入院中に母乳は出ることはありませんでした。
そんな様子を見かねた看護師さんが
医薬用砂糖水?みたいなものを作ってもってきてくれました。
「母乳がでないけれど、できれば粉ミルクを控えたい」
というお母さんにはこういう医薬用砂糖水?を渡すんだそうです。
お腹の中で胎盤から栄養を取り続けているから
赤ちゃんも2~3日だったら医薬用砂糖水?でもつそうで
その医薬用砂糖水?でもたせている
2~3日の間にマッサージして
母乳がでるようになるお母さんも多いみたいです。
今となっては、何をそんなにこだわっていたんだろう・・。
って笑い話ですが
初産だったのあって
育児書に書いてあったことを鵜呑みにして
「ちゃんとしなきゃ!!!」ってすごい気負っていたんだと思います。
その授乳室にいた赤ちゃんたちはみんな、
お母さんのおっぱいを飲んでいる子たちばかりでした。
「他の子たちのように、あなたに初乳を飲ませてあげられなくてて、本当にごめんね。」
「生まれてきた翌日から、さっそくママ失格だね。」って
ごめんね。。としょんぼりしてた。
母乳を飲んでいる子たちに囲まれて
我が子への罪悪感たっぷりで、
まだ生まれたばかりで
ぐにゃぐにゃの我が子をぎこちなく抱いて、
おそるおそる
医薬用砂糖水?の入った小さな哺乳瓶を
口元にもっていってみたんです。
そうしたら
すごくおいしそうな顔して
ギューギューすごい勢いで飲むんです。
「この子、とってもお腹がすいていたんだね。上手だね~。美味しくないから飲めない子もおおいんだよ~。」
って看護師さんが笑いかけてくれました。
「こんなに小さいけど、お腹、すくんだ・・・・。(当たりまえのことですが)」
その瞬間に、命の尊さに感動している自分がいました。
お腹の中にいたときとは、また違った感じの
我が子への愛おしさが胸の中から湧いてでてきたんです。
母乳がでないわたしダメ。
ママ失格なんだ。
って自分を責めて、泣きそうになっていたけれど、
その美味しくない医薬用砂糖水?でも
美味しそうにギューギュー飲んでいるその表情が
あまりにも健気で、別の涙がこみあげてきました。
「母乳がでないダメな私でも、この子は今わたしの腕の中で、
砂糖水でお腹を満たしてくれている。」
結局、その場にいた赤ちゃん、誰よりも早く飲みました。
わたしはそれにも救われました。
母乳がでているママたちに囲まれて、
自己否定Maxになっているダメなわたしを
「そんなことないよ!自信もって!」って健気に
カバーしてくれているような気がして
たったそれだけのことなのになんかとても嬉しかったんです。
自分が不安な時って、誰かと比べて優れているところみつけて
すがりたくなるじゃないですか。
そんな感じです。
そして、「この子を守っていけるのは、私しかいないんだ。だってこんなにも無防備に私の腕の中で、たいして美味しくもない医薬用砂糖水?を飲んでいる。」
お腹にいたときよりも、我が子への愛情がリアルになって
母性が体中からあふれでました。
「どんなことをしても、この子を愛して、守っていこう。」
そのギューギュー飲んでいる顔は
いまだに瞳を閉じると、はっきりと鮮明に覚えています。
そしてこのときにあふれ出た母性も、昨日のことのように覚えています。
それがわたしと息子のミラクルポイントです。

どんな人もこのミラクルポイントをもっています。
子育てをしていると、忙しさから
そんな瞬間があったことすら忘れてしまいますが
このミラクルポイントを頭の片隅に置いた状態で、
今のお子さんと接してみてください。
このミラクルポイントは
夫婦関係でも使えますので
マンネリ化してきていたり
夫に愛情が薄れてきたなぁと感じる方はやってみてもいいですね。
子育てに忙しいときこそ、
イライラが止まらないときこそ、
いい加減にしてくれ!と怒鳴った後こそ、
このミラクルポイントを思い出してみてくださいね。