私たちは緊張していた。
全面ガラス張りの窓から大きく見えるオレンジ色に輝く東京タワー。
30人が余裕で住める
広いラウンジ。
高級感あふれる真っ白なほかほかソファー。
そして、回りにはイケメンのお金持ちと
モデルのように綺麗な女の子たち
が楽しそうに、そして優雅に会話を楽しんでいる。
学生時代からの知り合いのお医者さんに誘われて
ミッドタウンのラウンジパーティにきていたのだ。
家賃何百万?
くらいのマンションでのパーティは生まれて初めて。
私と地元の友達のサエは、会場のはじっこで気まずそうにひっそりその場の雰囲気になじめないでポツリ立っていた。
30分くらいじっとしていたかな。
すると、
男の人が声をかけてくれた。
『俺は、医者3年目の
ヨシザキっていいます。もっと回りに入っていっちゃっていいよ。けっこう医者多いから楽しんで』
オシャレで六本木が似合うお医者さんだった。
時間が経つにつれ、
その場の雰囲気にも慣れてきた。
話かけてくれる人もいて、IT関係の人や都内に会社を4つ持っている社長さん、内科や整形外科のお医者さん、六本木ヒルズに住んでるお金持ちおじさん
などなど
いろんなひとと話ができた。
だけど
やっぱ女は顔なんだろうね。
ハーフ顔で芸能人みたいに綺麗なサエに、お金持ちはチヤホヤして私には一切。。
番号だって
サエは6人くらいと交換したのに私は誰とも交換したしなかった。
私が誘ったパーティで私は何のドラマもなく友達だけが輝いていた。
そんな自分が可哀相でせつなくて
なんかポカーンって感じ。
でも、私は小学生の頃からそんな役まわり。大学に入って、
モテたなあって思う時期もあったけど
結局はパーティの場でもてはやされる女の子にはなっていないのだ。
それが結論。
サエは、昨日出会ったIT関連のイケメン君とデートだし
一方で
私は何の予定もない。携帯にも誰からの着信もない。
けっこう痛いけど
パーティーに行く前にミッドタウンの本屋さんで
こんな題名の本を見かけた。
『自分に今起きていることには
全て意味がある』
・・
だとしたら、この寂しくて残念なことにも意味があるってこと。
今の自分のままぢゃ
駄目ってこと、今回
のことで分かった。
会社では、可愛いね
なんてお世辞で言われてることに満足して
自分磨きなんてしてなかった。
今が変わるとき
変われるチャンスのとき
綺麗になれば
もしかしたらチャンスだって増えるかもしれない。
寝る1時間前にゴハン食べてお風呂に入らず寝ちゃう私なんかに
誰も興味をもつはずがない。
東京の現実を
まじまじと見せられたからには
変わる必要があると思った。
まずは課題3つ。
1、ダイエット
2、夜お風呂入る
3、トリートメント、パック、サプリメント美容グッツを取り入れる
※お料理は必須
体重55キロ
慎重158
ぽっちゃり系で今は肌がボロボロ、髪もボサクサな25歳の私だけど
甘くて華麗な女の子
になれるように
課題やってみます!
そして
男のひとの目に止まるような女の子になります。
あ~素敵な恋したーい!