Hy’s lawとは,Zimmermanら1)が提唱した,主として肝細胞障害型の薬物性肝障害に対する概念で,
1.トランスアミナーゼ値(AST,ALT)が基準値上限の3倍以上の試験薬群における発現頻度が,対照群に比して高いこと
2. 上記1の症例の中で,総ビリルビン値が基準値上限の2倍以上の症例が試験薬群に1例以上認められること
3. 上記1および2の臨床検査値異常について,他に説明可能な要因がないこと
の3要素から成り,これに該当する症例が試験薬群に1例以上認められた場合,より大規模な対象集団においては,その発現頻度の10分
の1以上の頻度で,重症の薬物性肝障害が起こる可能性があるとされています.
この概念に基づき,2009年のFDA guidance for industry2)では,開発段階の薬剤における薬物性肝障害の重症化の評価指標として,
•トランスアミナーゼ値(AST,ALT)が基準値上限の3倍超
• 総ビリルビン値が基準値上限の2倍以上
• アルカリホスファターゼ値が基準値上限の2倍未満
に該当する症例を“ possible Hy’s law case”と定義し,薬剤申請時にこのような症例の同定,ならびに臨床情報の詳細の提出を行うよう
指針が出されています.


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・支持療法:
抗がん剤投与前に副作用緩和/予防のために投与


・補助療法=アジュバント療法:
アジュバントとは、ラテン語で「助ける」という意味です。つまり、手術を主役とするとそれを補う治療のことです。術後補助療法という言い方が一般的


・補正治療(corrective therapy)

・前治療(prior therapy)


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