映画「ロケットマン」を見に行きました

 


イギリスの歌手エルトンジョンの半生を描いたもの

 

わたしにズドーーンときたのは

エルトンいや、レジー少年の境遇

 

幼いころから音楽センスが

抜群だったの

 

一発で王立音楽学校にパスするくらい

 

でも母親は「送迎する時間はない」と言い

おばあちゃんが「私が行くから」と

やっとそれで行けるという

 

いや、このお母さん、特に働いている様子もないのに

なんでそんなに忙しいのよ、と思ったら

愛を感じられない夫に嫌気がさし

自分の新しい愛を見つけて

そちらで忙しかったという

 

 

じゃ、父親はどうなのか、て

自分のことにしか興味がなく

趣味の音楽を(クラシック)聴くのが息抜きだったらしく

レジー少年が興味を持ってレコードをもったら

「さわるな!」てめっちゃ起こったからね

「音楽を聴くときは絶対に邪魔するな」とも

 

彼の素晴らしい才能に気づこうともせず

王立音楽学校のことも蚊帳の外

 

冷たい家族…

 

レジー少年の過酷な日々は続く

 

思春期になった彼は

自宅の前に車を停めて

彼氏とイチャコラする母親を見てしまう

 

「なんでこんなところでやったんだよ」と思わず声が漏れそうになる私

いや、漏れていたかも

 

そして、それがきっかけで父親が家を出てしまう

 

後に母はその彼氏と結婚します

 

そして、父親も再婚して

別の女性と子供をもうけます

 

エルトンとして成功し

父親と再会を果たす彼

 

暖かく迎えてくれた父親

 

子供たちと笑顔を交わすその顔に

切ない表情を浮かべる

 

自分のレコードにサインを求められ

笑顔で''TO DAD''と書くと…

 

「いや、アーサーにしてくれ」

友達に頼まれたから、て

そのあと続けて「私の趣味ではない音楽だ」て

 

いやいやいや

せっかく会いに来てくれた息子にそれはないだろう・・・

 

でも、そのおかげでエルトンの中にいた

父親への未練は完全に無くなったけどね

 

母親も幸せになったからよくなったのかと思いきや

 

エルトンの家のパーティーに来て喜んでよかったわーと思ったら

何かの拍子に

「お前にはずっと困らされてばかりだ。お前の父親からずっと

お前なんか生まなければよかった」と

 

とどめを刺しちゃうの?じぶんさえよければいいの?て

ホントに腹が立ったわ(私がな)

 

 

これはエルトンの立場からの話だから

そうなっているのかもだけど

 

 

でも、子どもが大人になってから振り返ってそうだと思うということは

やはり真実なのですよ

 

自分は愛されないんだ、て

本当に苦しかったと思うよ

 

そして自分自身も

同性しか愛せないことに気づき

本当に分かり合えたと思ったマネージャーは

男色くそ野郎だったし

(エルトンの自宅のプールサイドで自分の、、、を秘書になめさせてた)

 

本当の愛はないんじゃないかと思うよね

 

だが、我々は知っている

 

現在のエルトンの様子を

 

しかし、それがないと

最後まで見られなかったね

 

現在のエルトンジョンについて

最後にダーッとまとめて紹介していました

 

私はちょっとファンだったから知っていた

 

本当のパートナーに出会い

同性結婚が許されたらすぐに結婚し

養子をとって子育てに励んでいる彼を

 

だから、長い期間家を開けるツアーは引退したもんね

 

引退とは言ったけど子供が大きくなって、80近くになって復帰するエルトンも想像できたり

 

救いがある、という前提で見ないと

なかなか厳しいかもですね



アダルトチルドレンに興味がある方

エルトンジョンの音楽が好きな方

アメリカン・ドリームを見たい方


そんな方にオススメかな?