今回おススメしたいけど
微妙な気持ちにもなるこの本

毒親サバイバル毒親サバイバル
1,188円
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タイトルそのまんまなんです

毒親に育てられた人の体験談

それなのに負の連鎖を断ち切るために
「強く生きている」人たち




まず、著者が毒親育ち
父は毎夜呑んだくれる
母は毎夜宗教の集まりに出る

まだ小学生の子供たちを残して…


そんな体験談が11個

毒親毒祖父母

それで共通しているのは
謎のマウントをされていること

ホント、謎


でも、その中でしか生きてきてないから
それが当たり前だと思っている

友達の家に泊まってみたり
自分が家から出ることで初めて知る世界


そこで「うそ⁉︎こんなに優しい世界があったなんて」と思う
いや、正確にはそうも思いきれなくて
ずっと不信感を抱きながら過ごし
長年かけて「こっちが普通なんだ」
と思えるようになっていく


あとがきに
「この本を読んで全く理解できないと言う人は
幸せな家庭に生まれ育ったんだな」と思う
とあるのが切ない…


私…ほとんどわかってしまった


毒親育ちの人は是非読んでほしい


でも、この本が一番伝えたいのは
こんな親に育てられたけど
今、自分はそれに負けずに
強く生きているんだよ、てところなんだろうね

最後の章は
ごくごく平凡な主婦の方の話

結婚して子供も産んで
でもアダルトチルドレンで

できることは「この子と楽しく出かけること」
と言うけれど

「それが一番私たちがして欲しかったことじゃないですか」と言う著者菊池さんの言葉に
思わずホロリときた私です


みんな、毒親乗り越えようぜ!