もう…筆が進みません!

未だに思い出すと
胸がきゅーっとなる
涙も出てくる

娘にたまに冗談みたいに言ってみるけど
彼女もまだ触れられたくない話題ですしね…

と言いながらぼちぼち書きます



娘に
「トイレにはこもらんで
怒らないから」

と言ったのにやはり…
学校に行って欲しくて
怒鳴ってましたね…

でも、ある日彼女が
自分の思いをぶつけてきました

「いつもちゃんと
学校に行こうと思って宿題をして
用意もして寝るけど
朝になって起きたら
学校に行けれんのよ!」


…あまり自分の感情を
言葉にしない娘が
こういうことを言うなんて
ただごとではない…


「わかった
じゃあ、学校に行けなんて言わない」
そこから二人の戦いは始まりました


不登校を許可するってね
その場しのぎではないんですよ



でもね
自分の子供が今まで真面目に
学校に通っていて

しかも、ズルもしたことなくて

そんな子が行きたくないと…

すごい精神的に
追い詰められているとわかったら…

許可するしかないです


変な話
「このままだと追い詰められて
死んじゃうかも」と
思っていた時期もありますし


主人とは何度も修羅場になりました
彼女自身が
もちろん私も


そして、何度か
娘と私もぶつかっています


ある程度の時期になったら
「この子が動く時が
絶対に来る」と信じるようにしました

私自身が色々勉強しながら


そのおかげで
一年以上完全に引きこもりだった彼女が
外に目が行くようになりました

お父さんがいないところでは
のびのびと

前よりずっと喋るようになりました


前の明るさが戻りました


元々こんな明るい子だったな、と
思い出しました


中学校には戻らなかったけど
自分で決めて通信制高校に入学しました


学習の遅れというのも
気にしていたところですが
「やる気になればいつからでも
取り戻せる」という思いは
ありましたので…


何とか教科書と首っ引きになりながら
取り組んでいます


もうすぐそれも終わります


「バイトもしたい」と言ってみるものの
実際に動こうとすると
自分の中の壁が出てきます

娘は場面緘黙です


私と弟以外には
まともに喋れません

そんな子が一人で外に出る…


そりゃ、たくさん乗り越えなければ
いけないところもあるでしょう


一時期夢見て
色々妄想したりするけど

実行に移そうとするとしんどい


何度かそれを体験し
自分で諦めてしまったかのように
最近は見受けられます

「もう勉強はしない」と
言っていますが

何をするかも決めてないみたい…


すぐにとは言いません
が、せめて20代の前半には
ある程度の道が付いていればいいな


というか、つけておきたい


私もずっと面倒をみてはいられないのです

中身はしっかりした子なんです

ただ、どうやって壁を破って
外に出るキッカケを作るか


それをさがしてやるのが
彼女に対する今の私の役目…