静かな映画でした



山崎賢人演じる
外村くん

はっきり言ってパッとしない
ちょっと暗い

そんな高校生が進路を決めかねていた時

高校のピアノを調律している現場に
偶然出くわす


その技術に惚れて
調律師を目指すようになる


2年間東京で
専門学校に通ったのち

北海道に戻って
調律師として
成長する姿が描かれます


えーと…
以下ネタバレが嫌なので
私の印象に残ったことを
箇条書きに…


・外村アスペルガー疑惑

普段は大人しいのに
感情が高ぶると
飛び出して走らずにはいられない
(しかも一度ではなく数回)
でも、好きなことを見つけた時ののめり込み方ったら…


・兄弟、姉妹の確執
どこにでも多少はあるよね…

外村兄弟
兄(主人公)が夢を語った時に
茶化した弟
普段から、弟の方が成績も良く
人当たりも良かった
でも、弟は兄に対して
コンプレックスを持っていた



佐倉姉妹
上白石姉妹が演じている
外村が調律に入っている家の姉妹

いつも妹は
コンクールの前に
自分のやりたい時にだけ練習し
さらっと賞を取ってしまう
姉は毎日やらないと気持ち悪いし不安

そして、その話を聞いて
思わず感情移入しちゃう外村

そこからまたドラマが…





・鈴木亮平はどこまでも鈴木亮平。笑

・三浦友和さん、渋すぎ

・最後はハッピーエンドだからね

・上白石姉妹リアルにピアノ演奏してます

・北海道の森が清々しくて映像でα波出る

・あんな暗くて静かな話で
2時間半持たせる構成力がすごい




見に行く前は「私、寝ちゃうんじゃ⁉︎」と
心配でしたが
逆に寝る暇はなかったです

そして、パンフレットにもこだわりが


この装丁
グッとくるでしょ?

しかも、森とピアノがある


「森」は外村くんのキーワードです

ピアノをめぐる物語は
外村くんと佐倉姉妹だけでなく
ほかの調律師やお客様の中にもある


その全部が不可欠なものなんです


よろしければご覧になってくださいね