清明節とは先祖の墓参りをする日
民國24年に政府が正式に「民族掃墓節」としたので、台湾では祝日です。
昔、語学学校行ってたときに教わったのは、
清明節には
「培墓」と「掛紙」
の2つのことをすると言っていました。
「培墓」とはいわゆる「掃墓」のことで、お墓の草むしりや掃除をしてきれいにすること
台湾のお墓(土葬の場合)は、古墳のようになっているので、古墳の部分に雑草が生えます。
雑草が生えているとその家の子孫の健康や繁栄に影響するので毎年必ずきれいにしなければならないらしい。
きれいにしたら拜拜します。
「掛紙」とは「壓墓紙」のことで、
小石や砂の塊で長方形の黄色や赤などの色がついた紙を古墳の上においていきます。
そうすることで、このお墓はもう墓参りが済んでいますよということを表すらしい。
この紙を置く由来の物語があったんだけど・・・割愛ww
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うちももちろん例にもれず行ってきました。
結婚してから清明節
なので台湾での墓参り
朝7時半に台南の田舎にある阿嬤(おばあちゃん)家集合(←公公方の実家)
お供え物や拜拜に使う道具を準備して一同お墓へ。
家から持ってきたお花と肉やら魚やら果物をお墓の前とテーブルの上に並べていく
このお墓は阿公(おじいちゃん)のもの
もちろん土葬式
中心に墓石のような石に阿公の名前がかかれてて、その後ろは古墳のようになっています。
お墓の左側に土地公がいて、お墓を守っているらしい
こちらにも同様にお供え物を並べていく(土地公は甘いものが好きなので果物やお菓子中心)
ちなみに右側には燒金(黄色の紙を燃やす)するための火爐(銀の桶子ではなくて石でできてて龍の絵が描かれてあった)
が備え付けられています。
これで一個のお墓という感じ。かなりデカイ
並べ終わったらまず1回目の拜拜
最初に土地公へ、次に阿公へ
香(長いお線香みたいなやつ)が半分になったところで、2回目の拜拜
うちはこれを3回目までやります。
で、3回拜拜が終わったら燒金(黄色の紙を燃やす)
まずは土地公へお供えした分から燃やして
終わったら阿公へお供えしたものを燃やしていく。
これが結構な量で、熱いし煙いし大変
全部燃やし終わったら終了!
草むしりは拜拜と拜拜の合間にちょこっとやったのみ。
そしてうちは「壓墓紙」はやらないらしい。
でも花は置いてったので墓参りに来たことはわかるよね!
お供え物は、もちろん全部持ち帰っていただきます。
・・・肉とか魚、ラップかけてたけどお供えしてた時結構ハエさんが集っていたのよね
あんまりガガッツリはいただきたくない感じ
お昼が終わってもなかなか帰れず・・・
こういうときの帰るタイミングが難しい。。
で、13時前にようやく解放~
・・・だけど、この後今度は婆婆側の阿公のお参りにも寄りました。
婆婆側の阿公は火葬だったため、古墳式のお墓はなく
家の頂樓に祭られていました。
婆婆側は、婆婆の弟が主となって拜拜するので
先週末にもう済んだそうだ。
うちは公婆不仲なせいもあるけど、こういうときはやっぱり父方がメインになるのだなぁとしみじみ・・・
日本の清明節はいつのなの?と聞かれたけど帰っていいってことじゃないだろうしねーー
朝早くて疲れたけど、日本と色々違うのでおもしろかった(・∀・)