心理カウンセラー修行中 × 保健師 の 伊海(いかい)真由美です。

 

 

「私自信が無いんです」

「自信が持ちたいんです」

「自分を信じるんだー!」

 

 

この「自信」っていう言葉が、どーも私には

しっくりこない、もやっとしている感じがあるんですよねー。

 

 

 

そもそも「自信」って何?

今日は辞書で調べてみましたよ。

 

 

 

 

広辞苑によれば

「自分の能力や価値を確信すること。自分の正しさを信じて疑わない心。」

 

明鏡国語辞典によれば

「自分の能力・価値や自分の言行の正しさなどを自ら信じること。また、その気持ち。」

 

新明解国語辞典によれば

「そのことをまちがいなくうまくやることが出来るという自己評価。」

 

 

 

 

もちろん、言葉の説明としてはどれも正しいのだと思いますが、

こうやって並べてみると、

私のイメージする「自信」は、新明解国語辞典の説明

しっくりくるかなぁと思いました。

 

 

 

 

そのことを上手くやれる、と自分が思った時に、

「自信が湧いて来た」「自信がある」などと表現する気がします。

 

 

 

 

この新明解さん(お知り合い?)が他と違うのは、

 

自己評価、つまり「自分でそう思ったならそうですOKおっしゃっている所と、

 

能力・価値・正しさ等には言及していないので、

そういうものは持ち合わせていなくても良いですけど、

「私何とかできそうです照れ」っていう感じを持っている、

っていうことでしょうかね。

 

 

 

 

私が今まで「自信」という言葉に抵抗があったのは、

やっぱり「能力」「価値」「正しさ」が条件に入っていると、

思っていたからじゃないかと思いました。

 

 

 

 

恐らく世の中で、「私は自分に自信がありません」と言っている方は、

 

「私には能力が無いから」「私には価値がないから」

「私が正しいかどうかはわからないから」

だから自信が無いです、とおっしゃっているんじゃないでしょうか。

でもそれは必須条件ではないかもしれません。

 

 

 

 

「私には大した能力は無いですけど、まぁ何とかなるでしょ。

今までも何とかなって来たしっていう謎の自信はあります(笑)」

っていう人、

 

「私に価値なんて無いかもしれないですけど、自分的には

イケてる所もあるな、って密かに思ってますよ。

それが誰かの役に立つのかって言われると、

立たないですけどね(笑)」っていう人、

 

「私が絶対正しいなんて思いませんけど、まぁ間違ってても、

私の考えも面白くないですか?面白がってくれる人も居るから

生きては行けますよ(笑)」っていう人、

 

 

 

 

こういう人も、新明解国語辞典さんの定義によれば、

「自信がある人」と表現して良いのではないか、

と今思った次第です。

 

 

 

 

そう考えると、私も1つ自信ありました爆  笑

 

何かに悩んでいる人の話を、まぁまぁ落ち着いて

聞くことが出来るという自信です。

 

但しこれが、自分が悩み始めた時には全く発揮されません。

頭が真っ白になって、何も冷静になんか考えられなくて、

息子に「真由美ー、しっかりしろー、大丈夫や」と慰められる始末。

 

自信の有る私も、無い私も、確実に同居しているのでした。

 

伊海(いかい)真由美