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食品ロス問題専門家、ジャーナリストである井出留美さんと先月お会いする機会がありました。
世界の13億トンもの食品ロス問題解決を目標に(株)office3.11を設立されたんですよ。彼女の誕生日と東北震災の日が同じなのに使命を感じたそう!
7月15日にオンエアされたドキュメンタリーは必見です。
MOTTAINAI! Tackling Food Waste in Japanをご覧になって見てください!(7月29日まで)
日本では年間640万トンもの食べられる食品が破棄されています。その半分の量である320万トンの食品を海外援助していることを考えるとなんとも皮肉ですね。
留美さんから3010運動について教えていただきました。
宴会などの集まりで食品ロスを削減する助けとなる方法です。
ルールは始まりから30分と終わりの10分間は食べるに集中するということ。
www.env.go.jpで3010と検索するとテンプレートがダウンロードできます。成功例の中には、食べ残しが4分の一まで減らすことができたこともあるとか。
何もしなければ食べ残しの平均量は一人31g。これがつもり積もって莫大な無駄になってしまうのですね!
この無農薬キュウリは日本でよく買う農家さんから頂いたもの。日本では規格がとても厳しく、サイズ、鮮度が基準を満たせないと売り物になりません。流通のためにある一定のサイズと形状でないといけないんです。
参考までに通常のスーパーの野菜はほぼF1品種です。
一般の消費者がスーパーの野菜の形状が通常と思っているので、ファーママーケットのような場であっても売りにくい状態を作っています。食品ロスの一因。私は野菜の格好なんて気にしないけどね!