更新が遅れてすみません🙇

続きのお話です🙇

 



来なければ来ないで

私としては、話かけられることがないから気持ちは楽ではある


子供たちももしかしたら

父親のことはわかっているから特別気にはしていないかもしれない



ビデオ録画の多少のプレッシャーを感じながら、私は入場行進の様子を録画する



三年生から順に前を通りすぎていく

娘のクラスは最初で、息子のクラスは最後だった

二人とも背は高いのだが、中学生になるとだんだん前のほうに順番が変わっている

娘は後ろから四番目になっている


私に気づいた息子は、少し笑って行進していた



プログラムは順調に進んでいく


午前中の空は雲一つない快晴で

日が当たるとスマホが熱くなってくる

もうすぐ息子の50m走という時に

「高温のため強制終了します」の表示が二回出て、その合間に撮ったからスタートが撮れなかった

モに文句言われるだろうなと思う



次の息子の団体競技は綱引き

息子フォーカスでとれた




娘の競技は昨年と同じ

女子2年3年混合の1000m

剣道部はほかの運動部のように走り込み練習はないから、と心配していたらしいが十分活躍していた



予定より早めに休憩となり

その分午後からの競技の時間も早まる


午後一の競技は部活対抗リレー

娘の剣道着姿を直接見ることができてよかった



保育園の頃から走ることが好きだった娘

この日学級対抗リレーにも出場する

速いというのは私からすると我が子ながら羨ましい



これから競技が始まろうという時

観覧場所の一番前に立っていた私は、目の前にいる娘にゆっくり手を振った

私に気づいた娘は一瞬こちらを見てから

フっとかわして隣のクラスの子と話し始めた

走る距離はトラック半周

娘は第一走者

スタートに立つと同じクラスの第三走者の子からの声援


「(娘の名前)ー、がんばれ!一番やで!」


それからすぐ一斉にスタート

真ん中のコースにいた娘は最初のコーナーを過ぎたところで一番前にでる

二位と差をつけて声援の通り一位でバトンを渡した

それからアンカーまでそのまま一位でゴール

なんというかっこよさ



あっという間に終わった

この一瞬の動画はしっかり撮った




最後は3年生恒例の団体演技

場所が比較的よかったので

娘とわかるくらいの大きさで録画できた





帰ってからモラ夫に動画を送る

最初の息子の競技が届いたところで

「ほんま、役にたたんなー」

予想通りの悪態


あとはしっかり撮れていたことや、娘の活躍を見たからか

それ以降の文句は送ってこなかった



子供たちには

暑い中お疲れ様。頑張ってたね

というLINEを送った



義母はテントの下で座ってみていたので、ほとんど別行動だった



今年はPTAにもあたらず 

しばらく中学校には来ていなかった

そのため特に娘と同じ学年のママさんたちとは、久しぶりに顔を合わせたのだが、特別声をかけることもなく、軽く挨拶をしただけだった



近くで聞こえるママさんたちの会話は

昨日の子供の様子、今朝の子供との会話、部活のこと、進路についてなどだ

なかなか保護者同士も会うことがないから

これらの会話は自然なことで、


この日も感じたのは


私はここにいるお母さんたちとはもう住んでる世界がちがう


ということ



そう感じながらも 

その場所にいる私はとても心が満たされいた



子供たちがいてくれるからこそ

私はその場所にいて

この日の貴重な瞬間を見ることができたのだ