5月23日 曇りくもり


車アクセス

車:  中央道小淵沢ICから八ヶ岳高原ライン鉢巻道路で美濃戸まで20㌔

バス:JR茅野駅⇔美濃戸口 930円/47分(美濃戸口線) アルピコ交通


あしコースタイム(山と高原地図より)

美濃戸山荘(1760㍍) ⇒ 南沢 ⇒ 行者小屋 ⇒ 地蔵尾根 ⇒ 赤岳(2899㍍)

⇒ 横岳 ⇒ 硫黄岳 ⇒ 赤岳鉱泉 ⇒ 北沢 ⇒ 美濃戸山荘

Total:9時間25分


インフォメーションその他情報

コンビニ 小淵沢ICの近くに セブンイレブン・ローソンあり

やまのこ村駐車場 1000円/1日 トイレ別料金100円/1回

             HPに500円割引券 あり(日帰りは不可・除外日あり)

残雪状況 南沢は行者小屋手前20分くらいの場所からあり

       地蔵尾根は入ってすぐ~樹林帯にあり

       赤~横~硫黄の稜線は ほぼ無し

       赤岩の頭~赤岳鉱泉 上部にあり

       北沢 なし

ホテイラン 南沢に入ってゆっくり10分くらい進んだ場所から咲いている 見頃

ツクモグサ 三叉峰より南側の稜線にあり 蕾多数

山小屋   稜線の山小屋は営業中

       行者小屋 2015年営業は5月30日(土)から営業 トイレ・紙あり 100円 水場あり

赤岳鉱泉 この日は屋外トイレは利用できず 室内のものを利用 100円

もみの湯  日帰り湯500円

初めて赤岳に登った時の日記 2009年6月27日 八ヶ岳



メモお散歩日記

苔の森へ ようこそ♪


週末を利用して 行者小屋でのテント泊で 赤・横・硫黄岳の縦走を予定していたけれど

天気予報では 日曜日が雨になってしまったので

それなら 日帰りで縦走してしまおうと 前日夜出発したよ

がしかし 日曜日になってみたら 予報外れて晴れてるみたいね・・・




八ヶ岳PAの朝焼け



美濃戸口から先の道はガッタガタで 車がかわいそうだけど

日帰り縦走のコースタイムは ゲートから9時間25分

美濃戸口からゲートの往復コースタイムは1時間50分

車で行こ・・・




ホテイランを見たいので 行きは南沢 帰りは北沢を通るよ




ホテイラン


先ほどの分岐から のんびり歩くこと10分ほどの場所

かわいらしいホテイランが お出迎え♪

かわいい かわいい かわいい~♪

ものすごい くいついて見てしまった(苦笑)


森の妖精が 手と足を揃えて お辞儀をしているようにしか見えない

下の方の少ししわの入った大きな葉が ホテイランの葉だよ




2つ並んで咲いているコもいたよ




横顔も♪


最初のひとつがキレイだったので かなり満足

右左 見ながらのんびり歩いて

そんなにじっくり探したという程でもないけど

20株はあったと思う

意外とたくさん咲いているんだなぁ~という印象


今日の目的の半分は達成

あとは 前回登った時に購入しなかった 赤岳のバッジと

ツクモグサを見られたらいいな~♪


って自信なさげなのは やっぱり膝の調子がとっても不安

この日は 忘れずにテーピングをしたけれど

20㎝でカットすると 腿裏でクロスするのにやや短いので

25㎝でカットしたら クロスが少し上にあがってしまい

いつもとテーピングされている感覚が微妙に違う

いつもより 動きやすい ・・・不安だ

今度から予備のテープを持っていこう!




南沢 樹林帯はたくさんの雪と たくさんの倒木で 歩きにくい

ルートもややわかりにくい


ホテイランを過ぎてから 行者小屋へは ゆるゆると登りの登山道

コレと言って特徴のない道を歩いて 南沢に入り 樹林帯への道を歩く




樹林帯を歩かなくても 南沢沿いをかなりつめて行ける

奥に見えるのは 横岳




行者小屋 到着

営業は来週からとのこと


ココまでのんびり上がって来たんだけど

途中から 気持ち悪い感じがしていて

もしかして・・・?と思って

地図をよくよく見ると ココで標高2350㍍くらいあるのね

まだ稜線まで距離があるから もうちょっと低いイメージだった


膝を心配して 本当にスローペース

息がきれないくらいの速度で上がって来たから

全く息苦しさはないのだけど 高山病になったらしい


少し休憩すれば慣れるかな?と思って

おにぎり食べて 温かいお茶を飲んで

20分くらい休憩


この日はちょっと寒いくらいの気温だったので

のんびりしていたら落ち着いたから

ダメそうなら下山しようと思って 出発するよ

暑かったり 寒かったりしてたら 下山するようだったわ・・・




地蔵尾根は まだ残雪あり


前回縦走したときは 文三郎尾根からだったんだけど

赤岳直下の岩場が 結構大変だったという記憶があって

そこを通りたくないという理由で コチラをセレクト

当時は まだ登山慣れてなくて 大変と感じたかもなので

いろんなトコロを歩けるようになった今

どう感じるかを知るために登ろうかと思ったりもしたけど

体調悪いからやめとこう


地蔵尾根は踏み跡しっかりついており

雪も凍っているわけではないので アイゼンなしでも登れる

雪があるところと ないところが くり返しでてくるので 着けるの面倒かも?


帰って来てからヤマケイオンラインの赤岳鉱泉の情報見たら

赤岳鉱泉の山岳情報 27年5月22日)

地蔵尾根はアイゼンを持っていくよう書かれていたので

心配な方は 持参したほうが良いでしょう

ま 来週には状況が変わっているかもしれないけどね




地蔵尾根 上部のクサリ場


ハシゴやクサリが何度か出てくる

樹林を抜ければ ほとんど雪はなく 夏道なので問題なし

振り返ると 雪をかぶったアルプスが見えて 最高!!




稜線が近づいて 赤岳展望荘や その向こうに赤岳が見えるよ


息がきれない&心臓もドキドキしない 超鈍足で歩いても

1時間25分はかからなかったよ

私は 地蔵尾根はかなり歩きやすいと思ったよ




地蔵の頭


この下にもお地蔵様があったんだけど

なんでお賽銭箱があるのかしら?




稜線にあがったら 富士山が見えた~♪

最近 見てなかったから久しぶり!!嬉しい!




富士山アップで!


赤岳のバッジは下でも買えそうな気がしたんだけど

膝も痛くならなかったので 赤岳登頂しとこうかな?と 山頂方面へ歩き出す

だけど 標高がさらに高くなったので 足がなかなか進まない




赤岳山頂(2899㍍)

標識壊れちゃったのね




山頂から南アルプス 大きな雪山は 北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳


歩いている間は気が紛れるんだけど

座って休憩しようとすると やや気持ち悪い

特に 食べようとすると気持ち悪くなるんだけど

結構歩いたから 食べた方がいいよね と思って食べる

ココでも予定外の 長めの休憩

こんなに休んで いつになったら着くかしら・・・?


あまり良くならなかったら このまま下山もありだと思っていたんだけど

今日来たのは ホテイランだけでなく ツクモグサも見たかったからで・・・

でも 横岳までは 地蔵の頭から同じくらいの登り返しがある~

ゆっくり行けば 行けるかな?

案の定 下りはラクラク降りて あっという間に地蔵の頭に着いたので

横岳方面へ歩き始めるよ




赤岳山頂から 次の岩岩したピークが横岳 その向こうのなだらかな場所が硫黄岳山頂

アルプスと違って さほど距離のない縦走


前に来たときは 赤岳でツクモグサを見たような気がして

最初から探しながら歩くけれど 見つけられず

そのまま横岳へ入るよ




ツクモグサ発見


ココ とってもたくさん群生していて

カメラを構えている人がいたので すぐにわかったよ




こんな感じ!


ロープの向こうなので ちょっと遠い

フワフワした毛に包まれて とにかくカワイイ!

来て良かった~♪


この先 何ヶ所かで咲いているんだけど

花を開いてくれているコが全然いない

日差しは当たっているんだけど まだ膨らみ始めがほとんど~

この後 週中頃が見頃かしら?

ただ 花のふちが 赤茶色っぽくなってるものも多くて

20日?に雪が降った影響かな?




6人姉妹




上から見ると ひとつ向こうに咲いてるの


カワイすぎて 幸せな気持ちになったわ

ココまで 大変だったけど 来て良かったよ

ありがとう♪



三叉峰

前回の南八ヶ岳は 4月の杣添尾根だった

2013年4月14日 横岳 杣添尾根から

あの時も 高度が上がると 息が上がって とっても時間かかったの・・・

高いトコロ好きなのに カラダが受け付けないのね

山頂までは あと一息!




横岳山頂(2829㍍)


ココまで来れば 何となく終わりが見えてくる

あとはケガ無いように降りればOK!




硫黄岳山頂への登りは 目印にケルンがいくつも並んでいる




硫黄岳山頂(2760㍍)


前回は雪山教室で 3月に来たよ

2011年3月5・6日 雪山教室 硫黄岳 ①

2011年3月5・6日 雪山教室 硫黄岳 ②

その次の日 寒さの影響か突発性難聴になり

その一週間後に 震災がおきた

あれからもう4年か・・・ 早いね



中ほど 左手は諏訪湖 その向こうに南・北アルプス




北八ヶ岳 真ん中の中央が凹んだ双耳峰が天狗岳 その向こう平たい山頂が蓼科山


雪の時期の天狗岳

2013年2月2・3日 天狗岳① 「稲子湯~しらびそ小屋」編

2013年2月2・3日 天狗岳② 「しらびそ小屋から中山峠を通り渋ノ湯まで」編

初めての八ヶ岳は小屋泊だったよ~懐かしい!

2007年10月13・14日 八ヶ岳(硫黄岳・天狗岳)

⇒一緒に登った友達は それぞれ一児の母になりました~




歩いて来た道を振り返る


最初に縦走したときは とても長く感じたけれど

今日は あっという間に感じたよ

そして 息のあがらない超スローペースで歩くと

全然疲れないということを 知った

今日 全然疲れてないや!


山頂はポカポカ日差しが温かで

少しお昼寝をしたり のんびりしたかったけれど

結構いい時間だったので さっさと下山開始




白い砂地の分岐 雪と砂の斑模様がおもしろい


冬に来た時は ココが結構な雪壁になったけど

この日は 小さな旗竿を立ててくれていて

ステップが5歩くらいきられているので 降りやすかった




樹林帯はまだまだ 積雪たっぷり


お昼過ぎて だいぶ雪も緩んでいたので サクサク降りられるよ

このあたりは 大好きな八ヶ岳の匂いがして 気持ち良かった♪

コメツガの匂いかな? 大好きなの

ココとか 金峰山とか この匂いがする~ 癒やされる




赤岳鉱泉のアイスキャンディ

水を掛けて溶かしていたよ


ココでお手洗いを借りて しばし休憩

トイレ行きたくて 降りて来て鉱泉入口を正面に右手に歩いて行ったら無くて

戻る途中に トイレはこの先の標識があったので 左手方面に歩いて行ったら

外トイレは使用不可で 中のトイレを使うようにって書いてあって

中のトイレが 入ってかなり奥だったので トイレ入るまでに5分くらいかかったよー!

雪山教室で来た時に宿泊したんだけど あんまり覚えてなかった

まだ時期が早いこともあって 人はとても少ない




北沢を下る


雪山教室で来た時の雪の景色は思い出せるんだけど

最初の縦走の時の記憶が 全然思い出せないのは なぜだろう?

疲れきってたのかしら?




山桜




ツルネコノメソウ


小さな小川の両側に キラキラ黄色いお花がたくさん

かわいらしくて ずっと見ていたくなっちゃう


南沢と違って 北沢はかなり歩きやすい

サクサク降りて 広場からは林道歩き




そこらじゅうに コミヤマカタバミ満開




ピンク色のコもいる


やまのこ村へは4時頃到着

出発したときよりも 車が少し多い印象だったので 山小屋泊まりの人も多いのかな?

帰りは もみの湯 を利用(500円/大人)

湯船の大きな温泉 露天の新緑がとてもキレイでした~



ホテイランの存在を知った数年前から ずっと見たいと思っていたので

今回 念願かなってこの時期に八ヶ岳に行けて

雨だったら行かないからさ・・・ 今までずっと雨で中止だったのよ

その姿を見ることができて とっても嬉しかったよ~

またいつか 私が八ヶ岳に行く時まで あの場所で咲き続けていてね♪




赤岳のバッジ


赤岳頂上山荘にて 600円で購入

赤岳にはコマクサは咲かないと思うし できればツクモグサとかのが良かったな・・・


3月中旬から 週1登山を続けてきたので 体力ついたかな?

まだまだ行きたいお山はたくさんあるよ

来週は あの山へ あのお花を見に行けるかな~?

来週末も晴れますように~☆