うだる様な暑さの中 5年生大会決勝トーナメントが開催された
どこの市にも強豪チームは存在する様に うちの市の強豪と言えば
必ず2つのチーム名が上がる
2つとも県では有名
けれど学年で強さにバラつきがある様に 有名チームとは言え
今の5年生は飛び抜けてどこのチームが強いと言うのがない
うちの団は弱小ではないもののそこそこのチーム
ただ 5年生は2年生の時から強いとされ ひたすら勝つ為だけに
練習を積んで来ました
今日の決勝トーナメントは1回戦 Oと言う強豪チーム
2回戦 Kと言う強豪チーム
決勝戦は勝ち上がったチームなので未定でした
初戦で勝てなければ 鉄道杯の切符も手に入らないし
当然 3位以内にも入れません
どうしても勝ちたい
次男には朝から 自分が今までやって来た事
誰よりも練習を積み上げて来た事
自分に自信を持つ事
を話し 昨日のアルディージャ戦のGKの動き等を
確認し 次男に相手も同じ5年生だと言う事
名前で負けるなと話した
監督は 勝てない と話していたので 次男に
監督に言われてて悔しくないか?
なら勝って見返してやろうじゃないか と盛り立てた
次男は 『 絶対 勝つから 』 と笑った
1回戦はAM9時50分から始まった
出だしから好調なうちのチーム
毎回うちのチームはここと対戦すると後半逆転され負けてしまう
なので 後半まで気は抜けない
どの親もまるで決勝戦を観る様で私自身 手がしびれる程
震えていた
前半 両者譲らず 0-0
次男も日頃の練習の成果が出ていて かなりのシュートを止めていた
後半 子供達は絶対に負けたくないと言う気持ちが声に出ていた
止まる事の無い掛け声
するとうちのエースが見事シュート
これが決まり 1-0
ようやく試合が動き出した
あと1点入ったら楽になる けれどそうは行かない
次男もかなり止めていました
早く笛が鳴らないかそれだけを願い ひたすら 『 集中 』
と声を掛けた
ピッピッピー
キャーー
やりました ついに勝ったんです
何年も何年もここのチームを倒す為だけに頑張って来ました
しかも向こうはベストメンバー
胸を張れます
優勝してないのに ただの1回戦だけなのに私は大泣きしました
お友達も私の涙を見てつられて泣いていました
これで鉄道杯に行ける 道は繋がった
ニコニコしながら戻って来る次男を私は抱き締めました
正直 2回戦なんてどうでもいい
ここのチームに勝てただけで私は満足だった
けれど2回戦 監督コーチは違っていた
ここまで来たら優勝するぞ と言い出した
子供達はこの一戦に賭けていた為かなり体力を消耗している
そして2回戦目が始まった
1回戦で勝った事によって子供達は波に乗り
前半 2点を入れ 後半 1点追加
シュート数も多かったものの次男も本当に良く止め
3-0 と勝利した
この暑さの為 途中 倒れてしまう子も出てしまい
また 強豪チーム相手に頑張った為 ほとんど体力がない
子供達
決勝戦は PM13時10分から始まった
対戦相手は 相性の悪いチーム
なぜなら監督コーチが仲良し過ぎて お互いの戦略を
知り尽くしてるし また うちのエースもそこのチームの
練習に参加しているのでエースの弱点も見抜いている
正直やりにくく嫌な対戦相手だ
チームとしては互角ですが やはり向こうはうちのエースに
付きっきりでなかなかシュートをさせてもらえない
前半 1点を入れられてしまった
そしてそのままペースが掴めず 試合終了・・・
次男達はまたしても 準優勝 と言う結果に終わりました
大泣きする次男達
でもさ 元々は1回戦だけ勝てばいいって言ってたんだよ
それが準優勝まで出来 しかも 向こうと違ってうちは
強豪チーム2つを倒して来たんだよ
だから向こうとは訳が違う
体力も使い果たし よく頑張ったって思うよ
立派な準優勝だったよ
悔しい悔しい と大泣きする子供達に 母達は体力がない
と判断し 夏休み朝の8時から集合し 毎日練習させる事を決めた
これからが勝負
次こそは 誰もが認める優勝をしようね
今日はお疲れさま
ゆっくり休んでね