7:00ごろ起床。レールパスを有効活用するためどうしても早起きの日程を組まざるを得ない。眠い。

宿近くのディーンズゲート駅からマンチェスター・オックスフォードロード駅へ。

オックスフォードロード駅からノーザンレイルの急行ででプレストンまで向かう。これはイングランド北部地域の地域鉄道会社。

プレストンでトランスペナインの列車に乗り換えてカーライルへ。

タダでブリティッシュ・ブレックファーストを食べることができる。ソーセージやオムレツはローカルの店から仕入れているようでかなり美味しい。

カーライルで3分の接続でノーザンレイルに乗り換え。ここからカンブリア海岸線という、名前の通り海沿いを辿っていく路線に乗る。

アイリッシュ海を眺めながら進む。


ホワイトハーヴェンという港町で途中下車。街らしい街がここしかなかったので降りてみた。

英国の港町という感じ。

昔は炭鉱で栄えたらしい。「時代の終わり」とはなんともしんみりさせるモニュメント。カンブリア海岸線はその石炭の運搬路線としても使われていたようだ。

1時間後の列車で先へ進む。

日が出てきて遠浅の海が綺麗に見える。

バロー・イン・ファーネスで乗り換え。ここはかつて造船で栄えた街。街に着くたびググると何かしらで栄えいた歴史が出てくるのは、産業革命を最初に成し遂げた国の偉大さを実感する。

湖水地方方面のバスに乗り換えるためにウルバートンで下車。

街の中心にはこの町出身で戦争で亡くなった人の名前を刻んだ石柱がある。イギリスの街は中心部に旧市街、教会、広場の構造じゃなく、街ごとに個性があるのが面白い。

街の中央にはマーケットホールがあり地元の人が日用品を売っていた。朝はパンや野菜も売っているっぽい。スーパーも2軒あったのにこういう場が残っているのは羨ましい。

1時間ほど時間を潰しバスで湖水地方の中心、ウィンダミアへ。なんと二階建てバス。マンチェスター辺りの中古だろうか。

この車体で湖沿いの狭隘な道を進んでいくのはスリルがあった。40分ほどでウィンダミアの駅前に到着。街を見る時間はないので駅の裏手にある山に登る。

なだらかな山と湖が続く地形。いかにもイギリスという感じ。

駅から列車に乗ってマンチェスターへ戻る。

オクセンホルム・レイクディストリクト駅でロンドン・ユーストン行きの特急に乗り換え。

運行会社はアバンティ・ウェストコースト。イタリア国鉄のトレニタリアが主体となっている鉄道会社で西海岸路線の特急を運営している。

特急なのでタダ飯がもらえる。素晴らしい。途中駅でトランスペナインに乗り換えてマンチェスターへ戻る。