6:00に起床。ワルシャワ中央駅へ。
7:00発ワルシャワベルリンエクスプレスでベルリンは向かう。これも伝統ある列車でベルリンまでは5時間ほどの道のり。
ポーランド国鉄の食堂車はおいしいと聞いていたので食堂車で朝食を食べてみる。これで確か27PLN(1000円)くらい。火を使っている食堂車らしくソーセージがうまかった。
列車はポーランドの平原をひたすら西へ。
オーデル川を渡りドイツへ入国。
12:15、定刻にベルリン中央駅に到着。
ベルリン中央駅は面白い構造になっていて、地下と地上のホームが吹き抜けの構内から一度に眺めることができる。
コインロッカーに荷物を預けてから近郊鉄道のSバーンでオラニエンブルグへ。
20分ほど歩いてザクセンハウゼン強制収容所は向かう。アウシュビッツに寄らなかったのは長い旅行の中でついでに寄る所ではないと考えたのと、ドイツが自分の歴史をどう表現しているか興味があったから。入場自体は無料で入口で3.5ユーロのオーディオを借りて中に入る。現金のみなところにドイツを感じた。
収容所の官舎。手前には資料館がある。ザクセンハウゼンは「首都にふさわしい革新的で近代的な収容所」を目指して1938年に建てられた。資料館では囚人への虐待とそれを行う武装親衛隊(SS)の日常生活が対比されており、それが収容所の残虐性を強調していた。さすがに、1週間前までいた自国の行為を一切顧みない国とは違う。歴史を忘れた国に未来はない、それは自分の住んでいる国も同じだし、常にそれを意識する必要があると思う。
「働けば自由になる」の標語。
建物はほぼ撤去されおり広い敷地がそのまま保存されている。
一部のバラックは残っており、当時の内装が再現されている。相当に非人間的な扱いをしていたことが嫌でも理解できた。オーディオガイド自体のボリュームが相当にあるのでじっくり回ることができる。
閉館時間ギリギリまで見学し、オラニエンブルクの駅からベルリン市内に戻る。
ベルリンの壁の残骸。
ブランデンブルク門。これらが平和に観光できる時代に生まれてよかったと思う。
明日の予定のため夜のICEsprinterでニュルンベルクへ向かう。ICEとは、InterCityExpressの略でドイツ鉄道(DB)の新幹線のような種別。sprinter はICEの中のさらに速達型の種別。IC←都市間特急、Express←速い、sprinter←さらに速いというようどれだけ速いねんという種別名。DBはよく遅れる、運休する、発車番線をコロコロ変えるで悪名が高いので、今日中にニュルンベルクに到着できるか心配だったが
21:58、なんとニュルンベルクに定時で到着。信じられない。
駅から一駅だけ近郊列車に乗り、予約していたホステルで宿泊。