レニングラード駅で同じくサンクトペテルブルク行きのエクスプレス号と並ぶ赤い矢号。エクスプレス号は23:30発。赤い矢号の4分後の23:59にもメトロポール号という列車がありその他の名前のないサンクトペテルブルク行きの夜行も数本ある。
2人用個室。広々とした空間に絵画が飾られ、テレビまでついている。翌日の朝食が7:00からとのことで、出発後すぐ就寝。
翌日の朝食。魚マリネにオムレツ、パン、ジュース、フルーツと相当豪華。このほかにも厚手のスリッパやチョコレートがお土産としてついてきた。モスクワ→サンクトペテルブルクで22000円ほど。ただこれは旅行代理店を通した値段なので現地で買えば10000Р(15000円)。
7:55、定刻でサンクトペテルブルク・モスコフスキー駅に到着。到着と同時に駅構内に「偉大なる都市への賛歌」というクラシック音楽がかかる。ロシア鉄道において、まさしく別格の列車だと言える。
駅直結の地下鉄駅でICカードを買い地下鉄で宿へ向かう。
モスクワの地下鉄ほどではないがしっかり装飾がある。荷物を置くだけのつもりだったがチェックインさせてくれた。サンクトペテルブルクはモスクワと対照的に宿が余っており価格崩壊が起きている。今回のホテルは2泊朝食付きで5000円ほど。ホステルなら一泊1000円前後。
バスや路面電車になって街をぶらぶら。
ペテルブルクの象徴、ネヴァ川。氷は段々溶けてきている。
エルミタージュ美術館に行く前にスタローバヤで早めの昼食。ボルシチとグレーチカ(蕎麦の実)。
エルミタージュ美術館。ロマノフ王朝の宮殿で歴代皇帝の部屋や彼らが庶民から絞り上げた税金で買い漁った美術品の数々を見ることができる。入場料は500рと安め。美術品は全く分からないし、オーディオガイドを日本語があったので借りてみる。
はえー豪華。
式典が開かれる部屋。床の模様と天井の模様が対応しているらしい。
長廊下。スペインやらドイツから建築家を呼んで作っただけある。当時の西洋に追いつくべく必死だったのだろう。何せ負ければ植民地化が待っているので気持ちは分からんでもない。
ダヴィンチの描いた絵画。山ほど部屋と絵があり、それに対応したオーディオガイドも膨大な量があるので無限に時間が溶ける。12:00に入って20:00の閉館ギリギリまで滞在していた。
エルミタージュ博物館の夜景。
スタローバヤで夕食を食べてホテルへ。これで500円ぐらい。スタローバヤが安くて安牌すぎるので他の店に行く気が起きない。