今日はハルビンに行き夜行列車で北京に向かう。起きると外は雪が降っていた。列車が13:30発で時間に余裕があるので10時前にチェックアウトして街中をうろつく。

ホテルの前の様子。路面にも積もってるし明らかに昨日よりも寒い。

ホテルから徒歩5分ぐらいの距離にあった旧関東軍総司令部。今は中国共産党の施設となっている。門の前には雪かきをしている党?軍?の関係者が何人もいだが写真を撮っても特に何か言われることはなかった。

その裏手にある松苑旅館。日本時代に建てられた旅館でそのまま営業を続けている。この旅館前も含めて街の至る所に雪かきの人がおり、まさに無限の労働力と言った感じ。この人達の給料はどんなもんなのだろうかといらぬ心配をしてしまうが、おかげで街歩きはとてもしやすい。

いい加減寒すぎたので粥のレストランでかぼちゃ粥と豆腐のおかずを食べる。これも2つで6元=120円ぐらい。レストランに人間が日本の2倍いて価格が1/2-1/3…

食べ終えてライトレールの駅まで歩く。

6両編成なのでライトではないかもしれん。乗って寛平大橋駅で下車。

駅を出ると市電の昔の車両が走ってきた、が間に合わずに乗れなかった、

ここまで来た目的は長春の市電に乗ってみること。54路に乗って西安大路へ。街歩きもしたかったがあまりに寒すぎたので断念。また寛平大橋に戻ってそのままライトレールで長春駅へ。

長春からはD527列車でハルビンへ向かう。D列車は高速線を走るが停車駅が多く低速な列車の総称。この列車はハルビンのさらに北にあるチチハル行きだがそこまで高速線を伸ばしているのはすごい。

雪の中をハルビンへ。雪の影響で少し遅れて、15:15分くらいにハルビン着。長春よりもっと寒いし日も暮れかけなのでとりあえず街のシンボルのハギア・ソフィア聖堂だけ見に行くことに。

ロシア時代に建築された聖堂・・だが−5℃の中コスプレ撮影する人民が衝撃的すぎてそればっかり見ていた。一通り周辺を歩いたあとは一昨日と同じ餃子屋で夕食。

餃子と野菜鍋で42元=840円。食事中隣にロシア人が来て英語メニューを渡されていた。自分にはそんなものないので中国語を解読して決済アプリから注文している。まぁ仕方ない。

ハルビンの街並み。ロシアの土産物屋も多くあり結びつきの強さを感じた。聖堂近くのマクドで夜行列車まだ時間を潰す。


8時過ぎの聖堂前。相変わらず大量のコスプレ撮影者がいる。バスでハルビン駅へ。面白そうな土地だし、聖堂以外にもロシア建築や日本建築があるらしいので改めて訪れたい場所だった。もっと奥のチチハルにも行ってみたい。

21:21分発のZ18列車で北京に行く。ハルビンを出ると北京まで途中一駅しか止まらず1100kmを走り抜ける列車だ。

夜行列車がホームに並んでおり、なかなかいい雰囲気。隣の列車も同じく北京行き。